グーグルは10月3日、サーキュラーエコノミー移行に焦点を当てたデジタルプログラム「Google for Startups Accelerator:Circular Economy」の受付を開始した。

同プログラムの対象は、技術を活用してサーキュラーエコノミー移行に取り組むアジア太平洋地域および北米のスタートアップとNPOだ。

取り扱う分野は、リユース・リフィル・リサイクル・堆肥化・ファッション・食料・安全かつ循環型の材料・建設業界など幅広い。同プログラムは、サーキュラーエコノミー移行を目指す組織に最良のグーグルのプログラム・製品・人材・ネットワーク・技術を提供することを目的としている。

10~15の組織から成るグループごとに実施され、1対1および1対多数の学習セッションを組み合わせた、グーグルの技術者と外部専門家による指導と技術支援を含む仮想プログラミングをグーグルが提供する。各組織への支援を強化するべく、専任マネージャーが参加組織を指導する。人工知能(AI)・機械学習・地理空間・グーグル クラウド プラットフォームなどの技術的課題に関する指導とプロジェクト支援に加えて、製品設計・顧客獲得・リーダーシップ開発・専門家主導のサーキュラーエコノミーに関する取り組み強化・ワークショップ・最先端の研究に焦点を当てる。

申し込みの受付は2022年11月14日までとなっており、2023年2月にプログラムが開始され、同年5月まで10週間実施される。詳細と申し込み方法は、こちらから。同プログラムは、北米のスタートアップ向けにグーグルが提供している10週間の気候変動デジタルプログラム「Google for Startups Accelerator:Climate Change」に続くものとなる。

【参照サイト】A new accelerator for circular economy startups and nonprofits
【参照サイト】Accelerator Circular Economy
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