株式会社伊藤園は10月5日、ローヴァーズ株式会社(以下、ローヴァーズ)が新規運営する施設「ローヴァーズドリームフィールド」において、飲料製品の提供と茶殻リサイクル製品の導入を行うことで、木更津市の地域活性を支援することを発表した。

元日本サッカー代表カレン・ロバート氏が代表を務めるローヴァーズは、サッカー都道府県リーグ1部のサッカーチーム「房総ローヴァーズ木更津FC」や、千葉県を中心にサッカー場などを運営している。「人と地域をスポーツで繋ぐ」をビジョンに、世代、人種、障害の有無、経済格差、性別を問わず、すべての人がスポーツを楽しめる環境をつくることが目標だ。そして、10月に運営が開始される「ローヴァーズドリームフィールド」は、ローヴァーズがこのビジョンを具現化して、少子化に伴い廃校になった施設を再生した総合スポーツ施設だ。県内外から多くの人を呼び込み、交流人口の増加や移住・定住の促進と木更津市の活性化を目的としている。

伊藤園は、全国約200の拠点で地域密着した営業活動を行いながら、地方行政と災害時における飲料提供などの包括協定を締結するなど、積極的な地域貢献活動に取り組んでいる。今回、ローヴァーズが目指すスポーツを通じた地域の活性化と、伊藤園の地域貢献への想いが合致したことから、伊藤園は製品を提供することでローヴァーズの取り組みを支援することを決定した。支援内容は以下のとおりだ。

  • 国内麦茶飲料No.1製品(伊藤園調べ)の「健康ミネラルむぎ茶」を提供する。同製品は、汗をかくスポーツ時の水分やミネラル補給ができることが支持され、多くのアスリートにも愛飲されているという。
  • 同社独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用した茶殻リサイクル製品を提供する。提供製品は、同社とミズノ株式会社が共同開発した製品「人工芝用充填材Field Chip『Greentea』」や同社オリジナルの「茶殻ベンチ」などである。Field Chip『Greentea』は、黒ゴムチップの充填材と比較して表面温度上昇を最大7℃抑える特性を持つ。

人工芝用充填材Field Chip『Greentea』(左)「茶殻ベンチ」(右)

日本茶飲料の販売拡大に伴い、製造過程で排出される茶殻の量も年々増加しており、2019年度の排出量は約63,200トンにのぼった。そこで同社は2000年から茶殻などの飲料残渣を工業製品などに有効利用する研究開発を推進しており、畳や建材、樹脂製品や「お~いお茶」のペットボトル用段ボールなど、約100種類の茶殻リサイクル製品を開発している。

伊藤園は、今回の取り組みは、施設を利用する地域住民のスポーツを通した健康と地域活性化の実現を目指すものだとしており、今後も地域住民に支持される取り組みを提案して、地域の発展を応援していく意向だ。

木更津市の活性化を目指して、ローヴァーズと伊藤園が行う今回の取り組み。子どもも多く利用するであろう総合スポーツ施設に、お茶をリサイクルしてつくった芝やベンチが提供されることで、子どもをはじめとする多くの人がサステナビリティやサーキュラーエコノミーを身近に感じ、新たな関心を持つようになるかもしれない。

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【プレスリリース】ローヴァーズドリームフィールド オープンのお知らせ