Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2025年11月のテーマは「循環経済への移行をどう測る?国内外のサーキュラリティ指標をめぐる最新動向と実践」です。
世界中でサーキュラーエコノミー(循環経済)への移行が進むなか、近年より重要性が高まっているのが、循環経済への移行状況を客観的に測定・可視化するためのサーキュラリティ(循環性)評価と指標の開発です。サーキュラリティ評価をめぐっては、英国エレン・マッカーサー財団のMCI(Material Circularity Indicator)、サーキュラーエコノミーに関する国際規格・ISO59000シリーズの中のISO59020(循環性パフォーマンスの測定と評価)、WBCSD(持続可能な開発のための経済人会議)らにより開発されたCTI(Circular Transition Indicators)など様々な方法論やツールが開発されており、民間団体や自治体らによる独自指標なども数多く存在しています。
また、先日11月11日には、ブラジル・ベレンで開催されたCOP30のサイドイベント(ジャパン・パビリオン)において、WBCSD及びワンプラネットネットワーク(UNEP)がリードするイニシアチブで、循環性指標および目標設定、情報開示スキームに関する国際的な枠組みである「グローバル循環プロトコル(以下、GCP)」の初版(version 1.0)が公表されました。
そこで、今回のCircular Xでは、これらのサーキュラーエコノミーの指標をめぐる国内外の最新動向を踏まえ、企業・自治体それぞれの視点から循環性評価をめぐる現在地や実践から見えてきた課題、今後の展望などについて議論を行います。
当日は、GCPの展開に向けて新たに設立された「グローバル循環プロトコル フロントランナー連合」に参画しており、企業の循環性評価支援も手がけるサークルデザイン株式会社CEOでCircular Economy Hub 編集長の那須清和、神奈川県横浜市におけるエリア資源循環可視化プロジェクトや オランダ・Circle Economy社、蒲郡市との連携により日本初となる雇用を軸とした循環経済移行指標・循環型雇用ダッシュボード「Gamagori Data Explorer」の提供、Circular City Transition Indicator(循環都市移行指標)の開発などを手掛けるハーチ株式会社代表の加藤佑より、実務的知見も踏まえて話題提供を行った後に、参加者の皆様とともに意見交換・ディスカッションを実施します。
サーキュラリティ評価をめぐる最新動向について知りたい方や自社のサーキュラリティ評価を検討中の方、指標をめぐる課題や可能性について議論したい方など、少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
スピーカー
米大学卒業後、二社を経て、サーキュラーエコノミーに特化した共創・コンサルティング・リサーチ・研修業務などを行うサークルデザイン株式会社を2020年に設立。2004年に実施したエクアドルでのコミュニティ紛争のフィールドワークをきっかけに、「人」と「自然」が共に繁栄する方法に関心を持ち、後にサーキュラーエコノミーを追求・推進するようになる。また、Circular Economy Hub 編集長(ハーチ株式会社運営)、一般社団法人日本サステナブルサロン協会理事、ビジネスアクセラレーターかながわ(BAKバク)メンター、愛知県蒲郡市サーキュラーシティプロジェクトアドバイザーなども務める。
加藤佑(ハーチ株式会社 代表取締役 )

社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」創刊者。循環経済専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市における循環都市移行プラットフォーム「Circular Yokohama」を展開。企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・循環経済推進に従事。ニッコー株式会社・社外取締役。大学院大学至善館 Circular Futures Design Center センター長・特命准教授。東京大学教育学部卒。
日時
2025年11月27日(木)19:00-21:00(開場:18:50)
当日の流れ
- 19:00:オープニング・イントロダクション
- 19:10:企業の循環性評価(Circular Economy Hub 編集長・那須)
・グローバル循環プロトコルについて
・企業のサーキュラリティ評価について - 19:50:自治体の循環性評価(ハーチ株式会社・加藤)
・自治体の循環性評価について
・実践と事例から見える課題 - 20:10:パネルディスカッション・質疑応答
- 20:50:クロージング
- 20:55:終了
※上記予定は変更する場合もございます。
定員
30名(先着順)
言語
日本語
場所
オンライン(zoomで配信いたします)
参加費用
- 一般:2,000円
- ニュースレター登録者:1,500円(11月中旬頃配信予定のニュースレター中のクーポンコードをご入力ください)
- Crcular Economy Hub 読者会員:1,000円(Circular Economy Hubサイトで当イベントの告知記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをご入力ください)
- Circular Economy Hub コミュニティ会員:無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをご入力ください)
- 学生 1,000円(大学院生を除く。参加者情報記入フォームに学校名をご記入下さい。)クーポンコード:Kc9UGFHa
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は18時50分を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp - ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp/
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。









