本文へスキップ
ニュース

CLAS、パナソニックと冷蔵庫・ドライヤーの下取り実証を開始。クラスのインフラで買い替えの仕組みと経済性を検証

家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」を運営する株式会社クラスは2026年10月14日、パナソニック株式会社およびパナソニック マーケティング ジャパン株式会社と連携し、冷蔵庫とヘアドライヤーの買取サービスの実証実験を開始した。パナソニックの公式通販サイト「Panasonic Store Plus」で対象の新品を購入した顧客が、使用中の同一カテゴリーの製品をクラスに買い取ってもらえる仕組みだ。

今回の取り組みは、パナソニックとSBIインベストメントが共同運営する「パナソニックくらしビジョナリーファンド」を通じた、2026年7月28日の資本提携を機に始まった協業の第1弾となる。クラスとパナソニックののインフラを連携させ、新品の購入から旧品の回収、リユース、適正リサイクルまでを一貫してつなぐ循環型の仕組みを構築し、その経済性を検証する。買い替えの際に、CLASの運営会社であるクラスが旧品の回収を担うことで、消費者が抱える処分の手間や不安の解消も狙う。

利用者は購入前にCLASの買取サービスサイトで無料の見積もりを行い、発行された買取番号をPanasonic Store Plusでの注文時に入力する。受付期間は2027年3月31日の購入分まで。クラスは買取専用サイトの運営や買取番号の発行、見積もり・査定、オンライン本人確認(eKYC)、集荷・回収、買取代金の振込、リユースおよび適正リサイクルの手配を担う。

冷蔵庫の対象エリアは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(一部地域・離島を除く)で、容量90L以上であれば年式やメーカーは問わない。冷凍庫のみの製品は対象外となる。新しい冷蔵庫の設置と同時に旧品を集荷するため、梱包や運び出しは不要だ。ヘアドライヤーは全国が対象で、2021年製から2026年製までの製品のうち、パナソニック、シャープ、ダイソン、ReFa、SALONIAなど10メーカーの製品を受け付ける(一部対象外の型番あり)。利用者自身が梱包し、希望日に集荷される。いずれもクラスへの到着後に査定を行い、指定口座へ代金を振り込む。査定額が見積もりを下回った場合は、通知から7日以内であればキャンセルを選択できる。

パナソニックはこれまで、検査済み再生品事業「Panasonic Factory Refresh」や家電リサイクルなどを通じて資源循環を進めてきた。両社は経済産業省が推進する「サーキュラーエコノミー(CE)アクションWeek」(2026年10月1日〜7日)にも参画していた。今後は家電分野を手始めに、住環境全体における家具・家電の持続可能な循環モデルの創出に向けて、中長期的に取り組むとしている。

【プレスリリース】CLAS、パナソニックと家電下取りの実証実験を開始
【関連記事】クラス、パナソニック系ファンド等から総額13.8億円の資金調達を実施。パナソニックのリファービッシュ等のアセットを融合

Circular Economy Hub Editorial Team

Circular Economy Hub Editorial Team

Circular Economy Hub 編集部です。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新ニュースから法規制動向、大企業やスタートアップ企業の取り組みなどを幅広くリサーチし、ニュースとしてお届けしています。

この記事をシェア