欧州委員会は6月12日、欧州議会とEU理事会が「ワン・サブスタンス、ワン・アセスメント(OSOA)」パッケージと呼ばれる法案について暫定合意に達したと発表した。この取り組みは、EU全体で化学物質のハザード(有害性)およびリスク評価を合理化し、人々の健康と環境の保護をより迅速かつ効果的に進めることを目的とする。
OSOAは、一つの化学物質に対して、異なる法律や機関が重複して評価を行う現状を改め、評価プロセスを一度に集約する原則だ。これは、EUの包括的な環境政策「欧州グリーンディール」の中核をなす「持続可能性のための化学物質戦略」の主要な成果物の一つとして位置づけられている。今回の合意は、より安全で毒性のない物質循環の実現に向けた重要な一歩となる。




