サーキュラーエコノミー・サステナビリティのビジョンなど
ENEOS株式会社はエネルギーグループ環境方針に基づき、中期環境経営計画を策定している。エネルギーグループ環境方針では「持続可能な社会の形成」を目指し、「環境関連法令の遵守」「低炭素社会形成への貢献」「循環型社会形成への貢献」「事業活動における環境保全の推進」を基本方針としている。第2次中期環境経営計画(2020~2022年度)における「循環型社会形成への貢献」では、3R推進として、ゼロエミッション(最終処分率0.3%未満)の維持とリサイクル事業(廃プラなど)の推進に取り組んでいる。長期環境目標(2030年度)では、2030年度CO2排出量を2009年度比940万トン削減・廃プラスチックを含むリサイクル事業の推進・低炭素と循環型社会の形成を定めている。
ENEOS株式会社の取り組み
2021年6月、エネルギーの低炭素化と循環型社会の実現に向け、古紙を原料としたバイオエタノール事業の立上げについて、凸版印刷株式会社と協議を開始すると発表した。2027年以降の事業化を目指す。2021年7月、MCC茨城事業所におけるプラスチック油化共同事業を三菱ケミカル株式会社と共同で開始することを発表した。同事業所に商業ベースで国内最大規模となる年間2万トンの処理能力を備えたケミカルリサイクル設備を建設し、2023年度に廃プラスチックの油化を開始することを目指す。
ENEOS株式会社の概要
企業 | ENEOS株式会社 |
国名 | 日本 |
業界 | 都市、インフラ、モビリティ、交通輸送、エネルギー、水、廃棄物処理、リサイクル |
組織属性 | 民間企業 |
循環型戦略 | 廃棄物関連(リサイクル、堆肥化、廃棄物発電など) |
URL | https://www.eneos.co.jp/ |