The Ellen MacArthur Foundation

サーキュラーエコノミー・サステナビリティのビジョンなど

「サーキュラーエコノミーへの移行を加速させる」をビジョンとする。サーキュラーエコノミーの3原則として、「自然のシステムを再生」「製品と原材料を最高の価値で循環させる」「ごみ・汚染を出さない設計」を掲げている。

The Ellen MacArthur Foundationの取り組み

エレン・マッカーサー氏が2010年に設立した世界のサーキュラーエコノミーを推進する組織。サーキュラーエコノミーに関わる情報の発信から世界的ネットワークの構築、学習コンテンツの提供まで、世界経済全体へのアプローチに注力している。主な主導組織には、以下がある。

・サーキュラーエコノミー推進のための国際ネットワーク。世界の企業300社以上が参画している
・廃プラスチック・大気汚染の問題に取り組むイニシアチブ「the New Plastics Economy initiative」

同組織のそのほかの主要な取り組みは、下記のとおり。
・2016年6月、拡大生産者責任（EPR）を容器包装に求める声明を発表し、企業やNGOなど100組織以上が署名した
・2021年1月、政府・都市・企業がイノベーションを促進して枯渇性資源の消費や環境破壊を経済成長から分離し、サーキュラーエコノミーへの移行を推進する「世界共通のサーキュラーエコノミー政策目標」を発表
・2021年3月、サーキュラーエコノミーの無料学習プログラムを開始
・2021年5月、3つの主要な循環型建設戦略を発表
・2021年、レポート「食品の大規模な再設計：サーキュラーエコノミーで自然を再生する」を発表
・2022年3月、英アラップと循環型建物ツールキット「Circular Buildings Toolkit」を開発したと発表
・2022年、「循環型公共調達」ツールを開発