建設・建築業は、私たちの生活や社会に欠かせない産業である一方で、最も環境負荷が高い産業でもある。建設・建築業は世界全体のCO2排出量の約37%、資源採掘の約50%を占めており、建設・解体に伴う廃棄物は廃棄物全体の約30〜40%を占めるなど、地球環境に多大な負荷をもたらしているのが現状だ。
また、2050年には世界人口の約3分の2が都市に住むと予測されており、世界の年間資源利用量(金属、化石燃料、非金属鉱物、バイオマス)は2018年の90ギガトン(Gt)から2060年には167Gtに倍増するという推計もある。
このような背景から、世界では循環型建設・建築への移行に向けた取り組みが加速している。解体可能な設計、長期利用に向けたアダプティブな設計、耐久性の向上、リユース材やリサイクル材、再生可能材の利用など、建造物や空間の価値を資源利用や環境負荷とデカップリング(分離)し、「快適」「安全」「安心」といった価値を建造物としてではなく地球のシステムとして提供するためのデザイン実践が、世界各地で進められている。
また、昨今では建造物そのものを一時的な資源の貯蓄庫と捉え、利用後に再び解体し、建材を再利用できるようにする「 Building as Material Bank(素材銀行としての建造物)」や、それを実現するための「Material Passport(マテリアル・パスポート)」といった概念も普及しつつある。
これらの循環型建設・建築への移行に欠かせないのが、「情報」というインフラだ。循環型建設は単一の建造物だけでは実現しえない。地域全体の資源フローやストックの量、種類、質、域内における新規プロジェクトや解体プロジェクトのタイミングなど、あらゆる情報をベースとする資源の需給予測と可視化、そのバランスを調整するためのバンク機能など、データに基づくシステミックなアプローチが必要となる。
この壮大かつ重大なテーマに取り組んでいるスタートアップが、建材のライフサイクル全体を可視化し、建材の選定やマッチング、循環までをワンストップで実現できる素材循環プラットフォーム「matinno(マティーノ)」を運営する NewNormDesign だ。
「建材の選択で、次の世代の景色をつくる。」というミッションを掲げる NewNormDesign(以下、NND)は、コロナ渦の2021年に設立された持続可能な建築・空間デザインファームだ。個別プロジェクトのサーキュラーデザインを手がける建築事務所という顔と、建築に関わるシステム全体に変革をもたらす循環プラットフォーム開発を手がけるスタートアップという2つの顔を併せ持つ。
今回 Circular Economy Hub では、同社の創業者兼CEOであり、matinno の開発を手がけるファラ・タライエ氏に、同社が考える循環型建築の未来と、その実現に欠かせないインフラとなる matinno について話を聞いてきた。
わざわざ「サステナブル」と言わなくてよい時代を見据えて
NND創業者のファラ・タライエ氏は、イラン・テヘランで生まれ、イタリア、韓国など異なる文化を持つ国で幼少期を過ごした後、高校卒業後に日本にやってきた。東京大学で建築を学び、伊藤豊雄建築設計事務所でキャリアをスタートさせ、株式会社日建設計やWonderwall®にて国内外のプロジェクトに携わり、10年以上にわたりサステナブル・デザインを追求してきた。
また、日本財団の「Social Change Makers」のプログラム創設にも携わり、サステナビリティ、ソーシャルイノベーション双方の視点から世界や日本が抱える課題解決に取り組んできたが、理想とは裏腹になかなか変化が生まれない現状を打破すべく、2021年に自ら会社を創業した。
NewNormDesign -日本語で「新しい標準のデザイン」の意味- という社名には、タライエ氏のサステナビリティ哲学が込められている。
タライエ氏「もともとは共同創業者がいて、彼女は『New Normal Atlier』をつくりたいと話しており、私は『New Design』を作りたいと思っていたのですが、二人が共通して考えていたのが『サステナビリティ』でした。ただ、正直『サステナビリティ』は言葉として古いと思っており、『サステナブル・デザイン』といってもあまり美しく聞こえない。むしろ、『サステナビリティ』を前提としてデザインすることが『New Norm(新しい標準)』になれば良いなと思い、NewNormDesignと名付けました。環境デザインもサーキュラーデザインも全て『New Norm』にしたくて、それ以外はやらないと決めたのです」

「サステナブル・デザイン」や「サーキュラーデザイン」と言ってしまうと、そうではないデザインがあることになってしまい、一つのジャンルとして位置付けられてしまう。本当の意味で持続可能性や循環性をあらゆるデザインの原則にするためには、新しい標準そのものをデザインし直す必要がある。そのような理念とともに生まれのが、NNDだ。
サーキュラーデザインは、まずは人が変わるところから。
タライエ氏は、東京大学で建築を学んでいた時代からサステナビリティに関心を持ち、どのようにしたら実際のプロジェクトに適用できるのかを考えていた。しかし、実際に就職をしてみると、サステナビリティやサーキュラーデザインの重要性を伝えても会社の中ではなかなか理解が得られず、一人で孤立することもあったという。そのときに同氏が感じたのが、建築よりも前にまず人が変わることの重要性だった。
タライエ氏「大きな会社の中でユーズドの建材を使おう、サーキュラーをやろうと頑張っていたのですが、なかなか分かってもらえず、流行りをやっているだけのように見られることもありました。そのときに思ったのが、教育の大切さです。そのため、NNDではただサステナビリティをテーマにするだけではなく、お客様や周囲の方にその価値を分かっていただけるよう、教育も含めて提案しています。うまくいくこともいかないこともありますが、少しずつ一緒に学んでいきましょうと、提案することで、(クライアント側の)デザイナーさんも色々とサステナビリティについて考えてくださるのが嬉しいですね。私たちのチームは、いつもプロジェクト以上に相手に何を残せたかを大切にしています」
タライエ氏が大事にしているのは、プロジェクトの結果として生まれる建物や空間以上に、プロジェクトを通じて提供できたナレッジやノウハウこそがクライアントにとっての重要な財産になるという考え方だ。
今でこそサーキュラーエコノミーやサーキュラーデザインという言葉も少しずつ浸透しつつあるが、10年前を振り返れば、ビジネスの世界ではサーキュラーエコノミーはおろか、サステナビリティですらまだ市民権を得た言葉ではなかった。しかし、当時から未来の変化を見据えてその重要性を認識し、地道に価値を伝え続け、形にしてきたタライエ氏の先見の明と歴史が、現在のNNDを形作っている。
プロジェクトの事例
NNDとしては、これまでどのようなサーキュラー建築デザインに携わってきたのだろうか。タライエ氏は、「正直、完全に満足しているプロジェクトはない」と前置きした上で、幾つかの代表事例を紹介してくれた。
タライエ氏「個人的に一番好きなプロジェクトは、表参道にあるケリングのビルです。伊東豊雄さんが設計し、私は内装を担当したのですが、日本の女性作家たちによるセラミックアートといったアート作品を展示する棚を設置したり、オフィスのカーペットもキビソと言われる蚕が眉を作る際に最初に吐き出す外側の堅い糸で編んでもらったり。他にも、PVC(ポリ塩化ビニル)を使用していない糊も探しましたし、照明も天井に反射することで明るさを倍にする方法を考えました。窓がユニークな形をしているので日射計算が難しいのですが、色々と考え抜き、最終的にはLEED Gold も獲得することができました。屋上にも庭を作り、鳥のための水溜まりをつけたり、季節の変化を楽しめる花や植物を選定したり。とても難しく苦労したのですが、本当に楽しかったですね」

– EXPOで使用されたベンチと同型のベンチ。同ベンチはEXPOで使用された後、matinnoを介して他社に譲渡された。
日本の伝統文化を取り入れた内装、天然素材やリサイクル素材など環境に配慮したデザイン、そして女性支援の一環としてのアート作品展示など、文化、環境、社会のあらゆる方向に徹底的に配慮された空間は、厳しいサステナビリティ調達基準でも知られるケリングのブランドを象徴する場所として タライエ氏が考える「New Norm」を提示している。
他にも、NNDが手がけるサステナブル・サーキュラー建築の事例は幅広い。東京建物が手がけるBrillia ist 新御徒町では、サステナビリティをテーマとしたワークラウンジを設計した。ワークラウンジのシンボルとなる大きなワークテーブルは、一見するととても高価な天板に見えるが、実際には廃棄予定だった余った木材を組み合わせて作ったものだ。
また、個室のブースの天板には海洋プラスチック素材が活用されている他、壁の塗装には卵の殻を原料とするエッグペイントが使われている。一般的な塗装と比較してニオイも少なく自然な香りで、触れるとひんやりとした心地よさがあるという。壁に飾られているアート作品も日本の伝統技術を受け継いだ職人が手がけたもので、越前和紙などが使用されている。マンションの共用スペースが、居住者の交流を生むためのスペースだけではなくサステナブルな素材やアイデアのショーケースにもなっているのだ。
matinno とは?
上記で紹介した具体的なプロジェクトは、建築デザイン事務所としてのNNDの仕事だが、同社にはもう一つのスタートアップとして顔がある。循環型の建築を New Norm にするべく同社が開発しているのが、あらゆる建材の情報を登録でき、建材の選定からマッチング、循環までをワンストップで実現できるプラットフォーム「matinno(マティーノ)」だ。タライエ氏は、matinno のサービスをこう説明する。
タライエ氏「一言で言えば、建築をもっとサステナブルに、サーキュラーにできるプラットフォームであり、ハブのようなものです。皆さんがそれぞれ自分の事業を持ってきて、ハブの中で多様な方々とビジネスができるようになるプラットフォームになってほしいなと思っています」

matinnoの機能は幅広い。日本で唯一、建材ごとの環境インパクトを可視化できる独自のアセスメント指標を搭載しており、建材名を入力するだけで建材スコアが見えるようになっている。このスコアなどを基に、デザイナーらは機能や環境性能に応じた建材を検索し、クライアントなどにすぐに提案できる。
また、余剰資材の再利用を促すためのマーケットプレイス機能も持っており、余剰資材の出品も調達も可能だ。近隣からトレーサビリティの明確なリユース材を調達したい際などに活用できる。
環境評価、建材の検索、マッチング、再流通までがワンストップで完結でき、デザイナーはもちろん、素材メーカーやリサイクラー、デベロッパーやゼネコンなど、建設・建築に関わるあらゆるステークホルダーがビジネスとして活用可能なプラットフォームとなっているのだ。
さらに、NNDは2026年3月末に株式会社博展との連携も発表した。今後は、博展が開発したWBCSDのCTI(Circular Transition Index)をベースとする資源循環率可視化の仕組みをmatinnoに実装し、ユーザーは建築設計における資源循環率をより効率的に算出できるようになるという。
タライエ氏によると、実際のユーザーからは他にも様々な要望があるという。
タライエ氏「先日、万博で使用されたベンチが余っており、そのベンチをとある建設会社が購入したため、その購入金額を振りこもうと連絡したところ、譲渡元から森の保全活動に寄付をしたいと言われました。これが、まさにmatinnoが目指している世界観です。思いを持って美しくデザインされたベンチが、万博の倉庫から東京の公園にやってくる。そして、そのお金が森のために寄付される。顧客はベンチの廃棄費用も倉庫のレンタル費用も払わなくてすみますし、公園はベンチが調達できて嬉しいですし、森は再生されていく。こうした取り組みはとても喜ばしいことですね。特に日本の社会には善い心を持った方々がたくさんいるので、そうした方々をつなげることで、このような循環はもっと作っていけると思います」
2026年1月にトライアル版をローンチしたmatinnoには、5トン程度のマッチングが生まれているという。例えば、万博のパビリオンに使用された、群馬県の職人の方が思いを持って一つ一つ手作りしたタイルは、現在進行中の大阪のオフィスプロジェクトの床に活用されるという。
循環型建築を物件単位ではなく都市や地域レベルで実現するためには、地域全体にある素材のストックとフローをしっかりと把握し、適切な時間と距離で需要と供給をマッチングしていくための情報インフラが欠かせない。matinnoはまさにそのためのプラットフォームであり、詳細なデータベースと多機能なユーザーインターフェースを通じて循環のマッチングコストを大きく下げているのだ。
さらに、matinnoは環境だけではなく社会的インパクトも大切にしている。タライエ氏によると、手間がかかる建材の情報登録には、障害を持つ方々の協力を仰いでおり、公正な対価を支払うことで雇用を生み出しているとのことだ。
日本は「アーバン・マイニング」がうまくいく?
世界では、素材の情報をデジタル上に記録することで建造物の解体時に素材の再利用やリサイクル可能性を高める「マテリアル・パスポート」の導入が進みつつある。matinnoでは、このマテリアル・パスポートを建造物全体として保有する「ビルディング・パスポート」を可視化できるようになっている。
タライエ氏「よくマテリアル・パスポートと言われますが、必要なのはビル全体のパスポートです。建物全体のビルディング・パスポートがあると、例えばお客さんがビルを解体して新しいビルを建てるとき、何%をリユースできて、何%を捨てなければいけないかなどがすぐに分かります。10数年前にアメリカでは『アーバン・マイニング』の概念が流行っていましたが、私はこのアーバンマイニングが最もうまくいくのは日本だと思っています。日本は街がコンパクトですし、建物の量も多く、材料と工事のクオリティも高いので。また、日本は自国の素材が少ないですよね。コンクリートやセメント以外はほとんどが海外から持ってきています。今の円安の状況を考えても、買って、持ってきて、捨てて、というのはもったいない。なぜ今あるものを上手く活用しないのか。マインドセットを変えるべきだのだと思います」

日本でもここ数年建築資材の高騰は大きな課題となっているが、解体可能なデザインとビルディング・パスポートを組み合わせることで建材を再利用可能な形でストックしておけば、将来的に資源調達リスクやコストを大きく下げられる可能性がある。
普及する上での課題は?
建築の循環を実現するための様々な機能を備えたインフラとしての価値を持つ matinnoだが、普及にあたってはどのような課題があるのだろうか?
タライエ氏「課題は、全てといえば全てです。マインドセットの問題もあるし、コストも無料であればやるけど、という人は多いのですが、こうしたデータベースの構築や管理は無料ではできないので、誰かがコストを支払わなければいけません。法令的にそうしたスタートアップを支援するという仕組みがあるのもありがたいですね」
「また、コストの話をすれば、本当は設計段階でしっかりと材料を選定し、データベースに登録すれば、大変なのは最初のインプットだけで、データ管理自体には費用がほとんどかかりません。しかし、20年後にビルを壊そうと思ったら、誰かに写真をとってもらい見積もりを出すだけでもすごく手間とお金がかかります。一度リストを作っておけば、そのリストを渡して終わりなので、それほど高いコストがかからないのです」
循環を促進するためのデジタル情報プラットフォームの利用をめぐっては常にその投資対効果が問われることが多いが、実際には、一度素材のデータベースを構築しておくことで、解体時などの後々のコストを節約できるので、トータルとしてはプラスになる可能性がある。
matinnoの利用料は有料でも月額5,000円から利用できる。循環経済への移行を推進するためには、こうした長期的視点から経済性を判断し、ステークホルダーが一丸となって費用負担や投資をしていくことも重要だ。
椅子一つからで良い
マインドセットはコスト面など、様々な課題に直面しながらも前進し続けるタライエ氏だが、循環型の建築という未来を実現するために、私たちは何をどこから変えていけば良いのだろうか。
タライエ氏「私は、いつも 1日1%で良いので変えていきましょうと言っています。1%を変えるだけでも、365日で 37倍良くなるのです。例えばオフィスの入口部分だけをサステナブルにするのでも良いですし、椅子1個を変えるだけでも良い。今日本にある椅子の1%をサステナブルにするだけでも、すごい数ですよね。1%のインパクトはとても大きいのです」

matinno を、みんなのものに。
matinnoの挑戦はまだ始まったばかりだが、デザイナー全員がプロジェクトに必要な建材の1%だけでも matinnoに登録されたリユース材を利用するようになれば、世界は大きく変わるはずだ。タライエ氏は、matinnoの未来をどのように描いているのだろうか?
タライエ氏「5年後、matinno のユーザーが増えていけば、私はmatinno を無料で使えるようにしたいですね。もちろん予算は国から出していただいたり、寄付してもらったりする必要がありますが、私はmatinnoがみんなのものになってほしいなと思っています。設計事務所、デザイナー、企業、みんながオーナーとなることが希望ですね」
matinnoが目指すのは循環建築のインフラであり、都市や地域における循環を支えるパブリックな存在だ。matinnoが「みんなのもの」になれば、より建材のマッチングや循環が加速することは間違いない。ユーザーが増えれば増えるほど、ユーザーが享受できる価値も増えていくのが matinnoであり、言い換えれば、matinnoの未来はみんなで創ることができるということだ。
「あいだ」の人になれ
タライエ氏から見て、サーキュラー建築やサーキュラーデザイン、あるいは matinnoのように持続可能な未来へのシステミック・チェンジを実現するためには、どのような人材が求められるのだろうか。最後に同氏に聞いてみた。
タライエ氏「私が日本で今までお会いした方々の中には2種類のタイプがいます。一つは『私は特別、私についてきて』と思っているタイプ。そして、もう一つが『なんでもOK』というタイプ。私は、この『あいだの人』が必要だなと思っています。なぜかというと、サーキュラーは『みんなでどうすれば上手くいくかを考えなければいけないから』です。みんながつながり、力を合わせるところからスタートなのです。ぜひ、『あいだ』の人になってほしいですね」
編集後記
今回の取材を通じて感じたNNDや matinno の一番の魅力は、豊富なプロジェクト実績やシステムの優れた機能もさることながら、何よりタライエ氏が思い描く優しい世界観であり、循環型の未来像だった。思いを持って作られた建材が、一度きりの利用で寿命を迎えることなく、再び誰かの元へとつながれていくストーリーを、とても嬉しそうに話す同氏の笑顔が印象的だった。同氏が目指すのは、建材の循環を通じて関わる誰もが恩恵を受けられる世界であり、matinno はそのための装置となっている。
matinnoはあくまでインフラであり、それをどのように使うかは、私たち一人一人のユーザーに委ねられているが、それは同時に、望ましい未来をみんなの力で創り上げていく基盤が整いつつあるという意味でもある。
matinnoのSaaS利用料を、サービス料ではなく循環都市や循環建築という壮大なビジョンをともに実現するための共同投資であり、エントリーチケットとして捉え、より多くの人がその旅路に参加するならば、このプラットフォームの価値は最大限に引き出されるはずだ。
まずは、手元にある建材を一つ登録するところから、登録されている建材を一つ購入するところからでもよい。100人の1%は、1人の100%よりも大きな力になる。少しでも matinno のビジョンに共感した方は、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてはいかがだろうか?
【サービスサイト】matinno
【企業サイト】NewNormDesign





