環境省は2026年8月6日、経済産業省・消費者庁の協力のもと、繊維製品にかかる過程から生じる環境負荷の低減と日本のファッションの持続可能化を目指すサステナブルファッション推進の一環として、「サステナブルファッション・パートナー制度」を新設し、会員募集を開始したと発表した。

これまでもサステナブルファッションを新たな生活習慣として広めることを目的に、ロゴマークとキャッチコピーの募集を含むキャンペーンを実施してきたが、今回、個社ごとの取組から関係主体の連携によるさらなる推進を目指し、官民学が参加するパートナー制度を新設する。

環境省は、生活者が質の良い衣服を選んで長く大切に着ること、リユースでファッションを楽しむこと、使わない服を資源として回収に出すことといったアクションをさらに広げていく必要があるとし、季節の変わり目の衣替えを機会として、サステナブルファッションを新たな生活習慣とする機運を醸成する「サステナブルファッション・キャンペーン」を実施するとしている。キャンペーンのコンセプトは「『衣替え』でクローゼットから循環をはじめよう」。さらに、個社だけでなく様々な団体との連携・協調や、リユース・リペア・リサイクルといった取組同士の連携を図り、産官学連携で一体的に推進するため、今回のパートナー制度創設に至った。

事務局は環境省及び環境省が委託した者が務め、経済産業省及び消費者庁が協力する。事務局が予定する活動は次の3点。

  1. 衣服の企画、生産、販売、着用、回収、廃棄等の各場面における企業等の情報交換や参加会員同士の連携促進、定期的な総会の開催
  2. 消費者のサステナブルファッションへの意識醸成を図るイベント・キャンペーン等の実施やマーケティング・プロモーション等の企画及び実施
  3. サステナブルファッションに関する記事の作成及び公表

参加対象は企業、NPO等の団体、自治体、学校で、個人会員は想定していない。参加希望者は「サステナブルファッション・パートナー 新規登録受付申請フォーム」に必要事項を記載し、必要書類とともに参加申込先のメールアドレスへ提出する。提出が求められる内容は、衣服の企画、生産、販売、着用、回収及び廃棄等の各場面におけるサステナブルファッションに向けた取組の概要、当該取組等の周知発信計画、提案企業等の概要(設立年月日、法人名、所在地、申請者氏名・連絡先、事業内容)の3点。また、原則1年ごとに取組概要について事務局への簡易な結果報告の提出が求められる。

環境省は、2026年9月3日(木)までに必要書類の提出を受け付け、内容に不備がない場合、事務局から「サステナブルファッション・キャンペーン」総会への招待状を送付するとしている。パートナー制度参加時には「デコ活応援団」にも加入できる。会員募集は随時実施される予定。

サステナブルファッションをめぐっては、企業単位での取組が既に広がっている。今回のパートナー制度は、こうした個々の動きを官民学の枠組みでつなぐ位置づけとなる。

【プレスリリース】サステナブルファッション・パートナーを募集します!
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