サーキュラーエコノミー・サステナビリティのビジョンなど
2018年に公表した「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」では、2050年に東レグループが目指す以下の4つの世界像を描く。「地球規模での温室効果ガス(GHG)の排出と吸収のバランスが達成された世界」、すなわちGHGの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラルの世界」
「資源が持続可能な形で管理される世界」
「誰もが安全な水・空気を利用し、自然環境が回復した世界」
「すべての人が健康で衛生的な生活を送る世界」
東レ株式会社の取り組み
航空機や風力発電翼に使用される炭素繊維、バイオマス繊維、海水淡水化のための逆浸透膜などを展開。
逆浸透膜については、累計出荷数量が生産水量ベースで1.1億m³/日の規模まで拡大し、生活用水換算で7.9億人相当の暮らしを支える。
カーボンニュートラルの世界に向けた目下の取り組みとして、水素・燃料電池部材の技術開発や生産設備増強、CO2分離膜の開発、ペットボトルリサイクル繊維の普及なども進める。
このような革新技術・先端材料の創出により、製品のライフサイクル全体を通じたCO2排出抑制やGHGの吸収などに貢献し、社会全体の2050年のカーボンニュートラル実現に貢献する。
グループ全体のGHG排出量削減を進め、CO2資源化技術などにより、2050年の東レグループのカーボンニュートラルを目指して取り組みを推進する。
東レ株式会社の概要
企業 | 東レ株式会社 |
国名 | 日本 |
業界 | アパレル・繊維 |
組織属性 | 民間企業 |
循環型戦略 | 原料(生分解可能、再生可能、再生材含有、危険物質の無害化など) |
URL | https://www.toray.co.jp/ |