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グリーンウォッシュとは・意味

グリーンウォッシュ(グリーンウォッシング)とは?

グリーンウォッシュとは、環境に配慮した、またはエコなイメージを思わせる「グリーン」と、ごまかしや上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語。一見、環境に配慮しているように見せかけて、実態はそうではなく、環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを指す。

企業がブランドイメージを向上させたいという理由でありもしない“強み”をアピールした結果、NGOなどからグリーンウォッシュだと批判されることがよくある。グリーンウォッシュの種類はさまざまだが、特に次のような場合は注意だ。

  1. サービス、商品に関係のない「緑」の画像が使われている(自然の写真や、緑色の包装など)
  2. 何の根拠もない「認証済み」「エコ」「省エネ」などの表現
  3. 隠れたトレードオフ:例えばファッションブランドの場合、衣服自体は「天然」または「リサイクル」素材でつくられているが、つくる過程ではCO2を大量に排出するなど、環境に大きく負荷がかかる。しかしマイナス面は伝えない
  4. 無関係な訴求ポイント:特定の化学薬品をつかっていないとアピールしているが、それは何年も前に使用が禁止されたものである。また、動物実験を行っていないと言っていても、動物実験が義務付けられた中国のような国では意味をなさない
  5. 「悪」と比較して正当性を訴える。オーガニックたばこの販売など

しっかりとした環境保全の活動を行っている企業であれば、上記のグリーンウォッシュのような誤解させる表現をつかう必要はない。企業のグリーンウォッシュを助長させないためには、消費者がこのような企業にお金を使わないことが大切である。

「グリーンウォッシュ企業」から身を守ることができる賢い消費者となるためには、企業が謳う「エコ」や「天然成分100%」に安易に飛びつくのではなく、情報が第三者期間によって評価されているかどうか、透明性があるかどうか、企業は一貫した情報を発信しているかどうか、などを見極めることが大切だ。

【参照サイト】What Is Greenwashing? – Types & Examples
【関連記事】欧州委、ウェブサイトにおける「グリーンウォッシング」の審査を実施。エコを謳うサイトの半数は充分な証拠を持たないことを指摘
【関連記事】欧州議会、サーキュラーエコノミー移行実現へ決議を採択。原材料使用に関する2030年目標設定を欧州委に要求

(※こちらの記事は、IDEAS FOR GOODの用語集「グリーンウォッシュ」を転載しております。)