欧州連合(EU)は2025年6月30日、ウィーンで開催された国連工業開発機関(UNIDO)の第53回工業開発理事会において、UNIDOの2024年年次報告書を評価し、グリーン移行やサーキュラーエコノミー分野における連携を強化していく意向を表明した。
UNIDOは、開発途上国や市場経済移行国の包摂的で持続可能な産業開発(ISID)を支援する国連の専門機関だ。今回の声明は、EUが自身のグリーンディール政策などをEU域外、特にグローバルサウスで展開する上で、UNIDOを重要な実行パートナーと位置づけていることを明確に示すものだ。

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