愛知県蒲郡市は、サーキュラーエコノミー関連事業者を対象とする「蒲郡サーキュラーシティイノベーションプログラム」の募集を7月13日から開始した。創業前後、事業転換を検討している事業者向けに上限20万円を支給する「事業基盤構築コース」と、社会実装を目指す段階の事業者向けに上限100万円を支給する「事業拡大コース」の2コースを設け、市外事業者の応募も受け付ける。
蒲郡市は2022年度からサーキュラーシティを標榜し、3年間で14件の実証実験を実施してきた。今回のプログラムはその成果を踏まえ、イノベーション創出と社会実装の加速を目的として設けられた。支援対象となる事業分野は、同市のアクションプランが定める重点分野である食、健康、消費、観光、交通、教育、ものづくりの7領域。市内事業者との連携を条件に市外事業者も対象となるほか、市外事業者が市内で実施する事業は事業拡大コースでも単独で応募できる。
事業基盤構築コースでは5者程度を採択予定。インキュベーションプログラム(全5回)、フィールドワーク(各者1回以上)、有識者メンタリング(3回)を提供し、「がまごおり循環経済イノベーションコンソーシアム」会員や過去の実証採択者との交流機会も設けるほか、支援対象経費として1者あたり上限20万円(税込)が支給される。事業拡大コースは3者程度を採択予定で、実証計画の策定支援と個別ニーズに対応したメンタリングを行う。支援対象経費の総額は250万円で、採択状況により交付額が申請額と異なる場合もある。
募集期間は2025年8月21日午後5時まで。審査は9月10日にオンラインで実施予定で、両コース合わせて15者程度を対象に面談審査が行われる。応募件数が多い場合は書類審査を先行して実施する。
地方自治体によるサーキュラーエコノミー特化型の事業者支援プログラムの実施例は全国的にもまだ少なく、蒲郡市の取り組みは自治体主導の先進モデルとして注目される。
【参照リリース】蒲郡市「蒲郡サーキュラーシティイノベーションプログラムを募集します」




