ファッション・繊維企業11社はこのほど、「ジャパンサステナブルファッションアライアンス（JAPAN SUSTAINABLE FASHION ALLIANCE、略称JSFA）」を共同創設した。

2020年10月から環境省の呼びかけにより、業界を代表する繊維メーカー・商社・小売り・リサイクラーなどの企業11社は、サステナブルなファッション産業構築に向けて課題や解決策を議論してきた。今後も定期的に議論を進め、ファッション産業が自然環境や社会に与える影響を把握して、ファッションおよび繊維業界の共通課題について共同で解決策を導き出すべく、11社はJSFAを設立した。

JSFAは、「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロスゼロ」と「2050年カーボンニュートラル」を目指す。サステナブルファッションに関する知見の共有・生活者とのコミュニケーション・国内外の重要動向の先行把握・業界内の共通課題の改善などに向け、必要な政策を関係省庁に提言していく意向だ。

今後、パブリックパートナーとして環境省など関係行政機関や団体がJSFAへの参加を予定している。同時にJSFAは、会員企業の参加も募っていく。

ジャパンサステナブルファッションアライアンス

会員企業
  • 正会員企業：株式会社アダストリア、伊藤忠商事株式会社、倉敷紡績株式会社、株式会社ゴールドウイン、帝人フロンティア株式会社、東レ株式会社、豊島株式会社、日本環境設計株式会社、株式会社ユナイテッドアローズ（五十音順）
  • 賛助会員企業：株式会社アシックス、株式会社良品計画（五十音順）
共同代表

伊藤忠商事株式会社、株式会社ゴールドウイン、日本環境設計株式会社（五十音順）

設立日

2021年8月3日

【プレスリリース】
ファッション・繊維関連企業11社共同による「ジャパンサステナブルファッションアライアンス」創設に参画（株式会社ユナイテッドアローズ）
アパレル産業に携わる全 11 社で創設した本アライアンスに日本環境設計も参加いたします（日本環境設計株式会社）
アダストリアがファッション・繊維企業10社と共同で「ジャパンサステナブルファッションアライアンス」を創設（株式会社アダストリア）