欧州委員会の共同研究センター(JRC)によるプラスチックリサイクル技術に関する研究論文に対し、Zero Waste EuropeなどNGO3組織は5月8日、異論を表明した。
JRCはEUの政策決定を科学的に支援する機関だ。今年1月、プラスチックのメカニカルリサイクル、物理的リサイクル、ケミカルリサイクル、およびエネルギー回収(サーマルリサイクル)の4手法について、環境・経済的影響をライフサイクルアセスメントで比較した論文を発表した。

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欧州委のプラリサイクル研究にNGOが異議。ケミカルリサイクルの環境負荷軽視を懸念
山口 真矢子
山口真矢子(やまぐち まやこ)。英国在住。一級建築士、Project Management Professional(PMP)。鉄道会社とエンジニアリング系コンサルティング会社で、建築工事・改修プロジェクトのマネジメント、建築や都市に関わる調査、事業コンセプトの立案などを経験。専門分野:建築工学、施設管理、プロジェクトマネジメント、建築・都市のサステナビリティ。