英国グリーンビルディング協会(以下、UKGBC)は1月31日、建設業界におけるリニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの移行加速を可能にする新しいツールキット「System Enablers for a Circular Economy」を公開した。UKGBCが今回発表した内容は、以下のとおり。

2021年にUKGBCが公表したNet Zero Whole Life Carbon Roadmapは、英国の建設業界が2050年までにネットゼロを達成できることを示している。ネットゼロ実現には、エンボディドカーボン(embodied carbon:建物を建て、利用される前までに排出される二酸化炭素)と、オペレーショナルカーボン(operational carbon:建物を利用する際に排出される二酸化炭素)の両方をほぼゼロまで削減する必要がある。

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