横浜市は1月16日、市民から回収した不要衣類を「GREEN×EXPO 2027(横浜国際園芸博覧会)」横浜市出展施設のスタッフユニフォームに再生する取り組みについて、同日より衣類回収拠点を新たに53か所拡大すると発表した。民間施設や大学、公共施設への展開により、市民がより身近な場所で衣類を持ち込める環境を整え、衣類分野における循環型社会の形成と脱炭素行動の促進を目指す。
この取り組みは、横浜市が掲げる「衣類分野の横浜型循環型社会の形成」に向けた施策の一環で、市民協働条例に基づく協働事業者であるハーチ株式会社と連携して進められている。昨年12月から、市民の不要衣類を回収し、その一部を原料として再生したユニフォームをGREEN×EXPO 2027で活用する実証事業を開始しており、これまでにも多くの市民から協力が寄せられている。
新たな回収拠点には、AOKIの市内全店舗をはじめ、あいおいニッセイ同和損害保険横浜支店、日本生命保険相互会社横浜北支社、無印良品の市内一部店舗、横浜国立大学キャンパスなどの民間施設・団体・大学が含まれる。公共施設では、横浜市中央図書館を除く横浜市立図書館が対象となった。一部の拠点では、既存の衣類回収ボックスを活用する。
回収は、洗濯済みで乾いている衣類のうち、ポリエステル100%または綿100%素材のTシャツ、シャツ、ボトムなどを対象としており、回収期間は3月31日まで。回収された衣類はリサイクル技術によって再生され、GREEN×EXPO 2027における横浜市出展施設のスタッフが着用するサーキュラーユニフォームとして生まれ変わる。混紡素材など対象外の衣類についても、リユースやリサイクルなど適切な形で活用される予定だ。濡れた衣類や汚れ・破れのあるもの、わた入り衣類、ファン付き作業服などは回収対象外となる。

衣類産業では大量生産・大量消費・大量廃棄が続き、原材料調達から廃棄に至るまで大きな環境負荷が生じている。横浜市は、日常生活に欠かせない衣類をテーマに、市民が参加しやすい回収の仕組みを整えることで、循環型社会への移行と脱炭素行動を後押ししたいとしている。
【公式ページ】市民の皆様の服が「GREEN×EXPO 2027」横浜市出展施設のスタッフユニフォームに生まれ変わります! 横浜市
【関連ページ】GREEN×EXPO 2027(横浜国際園芸博覧会)
【関連ページ】【1/30】「産官学民連携で実現する、横浜らしいサーキュラーデザインの未来 〜みなとみらいサーキュラーエコノミー会議 2026 〜」を開催します
【関連ページ】「アジア循環型都市宣言制度」が正式発足。横浜市が第一号の署名都市に






