革新的な発酵技術をもつデンマークの食品会社REDUCEDはこのほど、欧州循環型バイオエコノミーファンド(ECBF)からの投資により、シリーズA資金調達ラウンドで総額800万ユーロを調達したと発表した。ECBFは欧州委員会が設立したベンチャーファンドで、バイオエコノミーへの移行に役立つ先駆的事業に投資している。
REDUCEDは独自の発酵技術を用い、食品・農業部門の副産物を原料として調味料を生産。現在、通常廃棄されるリンゴの芯や、産卵能力の衰えた鶏、磯ガニ、骨、ふすまのほか、精製工程で破損した米やレンズ豆、形の悪い野菜などをアップサイクル食材として利用している。
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