Circular Economy Hubがお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2024年11月のテーマは、「医療・ヘルスケア業界と循環は両立できる?サーキュラーデザインの可能性を探る」です。

医療は、私たちができるだけ健康に生活していくうえで、そして生命をつないでいくうえで大変重要な役割を果たしています。

医療・福祉業界は主要産業の一つで、日本におけるGDPは約47兆円にのぼり、製造業・販売業・不動産業に次ぐ4番目の産業です。就業者数は約827万人(※1)で、全就業者に占める割合は約12%(※2)。これに、医療技術分野の従事者が加わります。

一方、医療業界は世界的なサプライチェーンの不安定性・材料不足・脱炭素化の必要性・予算のひっ迫・患者の需要増大・医療格差など、多くの課題に直面していると報告されています。加えて、医療業界は衛生面への配慮が必須であることなどから、多くの廃棄物を排出しており、医療業界の循環移行に向けて現在さまざまな取り組みが日本をはじめ世界で展開されています。

そこで、今回のCircular Xでは、医療業界の循環移行に向けた現状と課題、可能性について考察を深めてまいります。

ゲストに、医療機器リサイクル・リユース事業を通して資源循環促進を目指す東京エコリサイクル株式会社 医療機器ユニット 事業主管の伊藤陽一 氏と、医療材料の効率的使用やフードロス対策などの取り組みを通じて持続可能な社会への積極的参加を目指す社会医療法人柏葉会 常務理事・医学博士の小林浩之 氏をお迎えします。

※1:保健医療・福祉関係就業者から保育士を差し引いた数値
※2:Circular Economy Hub編集部計算

スピーカー

伊藤 陽一 氏:東京エコリサイクル株式会社 医療機器ユニット 事業主管

日立製作所の医療画像診断機器の会社でMRIのマーケティング部署に在籍。そこで、市場から回収した部材を製造の一部に還元するスキームつくりに関与し、2018年から日立系の家電リサイクルを主事業とする東京エコリサイクルに移り、新たに医療機器リサイクル事業を立ち上げ従事。動脈系企業と静脈系企業を知ることでサーキュラーエコノミーには強い関心を持っている。2019年には「令和元年度資源循環技術・システム表彰」で経済産業省大臣賞受賞。


小林浩之 氏:社会医療法人柏葉会 常務理事、医学博士

1993年北海道大学脳神経外科学教室入局、基幹病院等での勤務の後、2019年社会医療法人柏葉会 柏葉脳神経外科病院(札幌市豊平区)入職。最先端医療や働き方改革、介護事業、業界を超えたパートナーシップに取り組みつつ、環境問題、食品ロス解消などSDGsにも積極的なオールラウンダー。

 

 

日時

2024年11月26日(火)16:00-17:40

内容

  • 医療業界の経済的・社会的状況、廃棄物の状況
  • 日本・世界で展開されている医療業界の循環の取り組み例
  • 医療業界における事業設計・リユース・リサイクルを通じた既存資源の再生および循環の取り組みと課題
  • 病院における循環移行に向けた取り組み・現状・課題
  • 医療業界の循環移行促進に向けて官民共同でできることと、その可能性

当日の流れ

16:00~:オープニング
16:05~:Circular Economy Hubメンバーによる解説
16:25〜:東京エコリサイクル株式会社による発表
16:45〜:社会医療法人 柏葉会 柏葉脳神経外科病院による発表
17:05〜:ディスカッション・質疑応答
17:35〜:クロージング
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。

定員

30名(先着順)

対象者

  • 医療業界に従事している方
  • 医療業界の循環移行に関心がある方
  • 医療業界の循環移行に向けた事業設計・リユース・リサイクルに関心がある方
  • 医療業界に関わらず、循環移行に向けた事業設計・リユース・リサイクル、フードロス対策・規格外食材活用に関心がある方
  • 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
  • サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
  • サーキュラーエコノミーに取り組む方々とネットワークづくりをしたい方

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

参加費用

  • 一般:2,000円(税込)
  • ニュースレター登録者:1,500円(税込)(11月中旬までに配信予定のニュースレター中のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
  • Circular Economy Hub 読者会員:1,000円(税込)(本記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
  • Circular Economy Hub コミュニティ会員:無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
  • 学生:1,000円(税込)(Peatixページにてクーポンコードをご確認ください)

※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
  • 開場は15時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

Circular X について

Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hubは、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
    URL:https://harch.jp/

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