Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2022年8月のテーマは「サーキュラーエコノミーは『関係性』をどう変えるか?地域から国際関係まで、最新議論から紐解く」です。

本イベントは終了いたしましたが、こちらにてアーカイブ動画販売(購入価格:2,000円)を行っております。下記にて冒頭部分の動画をご覧いただけます。

サーキュラーエコノミーは「関係性」をどう変えるか?~地域から国際関係まで、最新議論から紐解く~ from ハーチ株式会社 on Vimeo.

昨今の目まぐるしい国際・国内情勢の変化は、サーキュラーエコノミーを単に資源循環による環境負荷の低減といった環境的側面のみならず、労働市場や多様性、人権、ウェルビーイングといった社会的側面にも影響を与えうるものとして捉える必要性を高めています。

とりわけ、サーキュラーエコノミーには人とモノ、人とコミュニティ、さらには国と国との通商関係に至るまで、さまざまな「関係性」を変容させる可能性があると指摘されています。例えば、サーキュラーエコノミー移行が進捗するコミュニティにおいては、モノをシェアしつながりを得て心を豊かにしていくこと、資源を消費するだけの「消費者」ではなく資源を利用・生産する「プロシューマー」としての役割の変化などが挙げられます。国際関係においては「高所得国」と「低中所得国」の通商関係の捉え直しなど、さまざまな場面で関係性が変容する可能性が指摘されています。

これらを的確に捉える努力をすることは、サーキュラーエコノミー移行において各組織や各個人の役割を問い直し、真に意義のある移行に繋げられるかもしれません。

そこで、今回のCircular Xでは「サーキュラーエコノミー×社会的側面」の最新議論をご紹介したうえで、「人と人」さらには「国と国」の関係性に焦点を絞って徹底的に掘り下げていく予定です。

サーキュラーエコノミーは「関係性」をどう変えるか?地域から国際関係まで、最新議論から紐解く

スピーカー

Circular Economy Hub 編集長 那須清和

大学卒業後、教育関連企業、経営支援団体を経て、Circular Economy Hubに参画。また、サーキュラーエコノミーに特化した共創・リサーチ・研修業務などを行うサークルデザイン株式会社を2020年に設立。2004年に実施したエクアドルでのコミュニティ紛争のフィールドワークをきっかけに、環境再生と人間のウェルビーイング向上の同時追求に関心を抱き、後にサーキュラーエコノミーを追求・推進するようになる。

Circular Economy Hub 編集部 和田麻美子

フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになったこともあり、Own less, waste less, do more を心がける日々。

日時

8月30日(火)19:00-20:45

内容

  • 循環型経済と循環型社会の整理
  • サーキュラーエコノミー×社会における最新議論
  • サーキュラーエコノミーはコミュニティや都市における人と人との関係性の変容にどう影響を及ぼすか
  • 国際関係(政治や通商関係など)の変容にどう影響を及ぼすか

当日の流れ

19:00~:オープニング
19:05~:循環型経済と循環型社会の整理、CE×社会における最新議論
19:40〜:サーキュラーエコノミーは関係性にどう影響を及ぼすか
20:30〜:参加者とのディスカッション・質疑応答
20:45:終了

※上記時間は目安です。進行状況に応じてその通りにならない場合がございます。

定員

30名(先着順)

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

参加費用

  • 一般:2,000円(税込)
  • コミュニティ会員:無料(Circular Economy Hubへの会員登録後に加入できるSlackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力)
  • 読者会員:1,000円(税込)(本記事下部記載のクーポンコードを入力。ログイン後クーポンコードをご取得ください。)
  • ニュースレター登録者:1,500円(税込)(Circular Economy Hubニュースレター8月号記載のクーポンコードを入力)

※コミュニティ会員に入会後は、アーカイブ動画も無料で視聴が可能です。

Circular X 開催の主旨と背景

カーボンニュートラル移行の動きに呼応してサーキュラーエコノミーが加速化するなか、概念を的確に捉え、具体的実践へ移すことが求められています。また、その議論や実践内容は日々アップデートされています。Circular Xは、Circular Economy Hub 編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

プログラムを通じた到達イメージ

  • サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
  • 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
  • サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く

対象者

  • サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
  • サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
  • 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
  • サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
  • サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
  • 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
  • 開場は18時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中
    URL:https://harch.jp/