編集部独自の視点から2025年の世界と日本の CEを総括。来年の主要な動きも展望
Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2025年12月のテーマは「2025年のサーキュラーエコノミー総括と2026年の展望 〜 国内外の最新動向も踏まえた独自洞察 〜」です。
2025年も、国内外でサーキュラーエコノミー(CE)を取り巻く様々な出来事や進展がありました。日本では、資源有効利用促進法改正や再資源化事業等高度化法の完全施行など法制面でも進展が見られたほか、2025大阪・関西万博でもCEが大きくクローズアップされ、市民のCEに対する認知も広がる一年となりました。
また、世界を見ればEUでは2月にPPWRが発効したほか、欧州委員会が来年のサーキュラーエコノミー法(Circular Economy Act)制定に向けて8月に公開協議を開始するなど、CEの法制化に向けた動きが進んでいます。そして12月には、ブラジル・ベレンにて開催されたCOP30にてGCP(ビジネスのためのグローバル循環プロトコル)初版も公表されるなど、CEの国際ルール形成・標準化に向けた動きも加速しています。
加えて、世界中で脱炭素やグリーン・デジタル社会に欠かせない重要鉱物をめぐる調達リスクが顕在化するなか、資源・経済安全保障の観点もCEを後押しするドライバーとしてますます重要性が高まる一年となりました。

今回のCircular Xでは、これらの2025年に起こったCEをめぐる世界と日本の動きをCircular Economy Hub編集部独自の視点から振り返り、その上で抑えるべき2026年の主要トピックやCEの展望について共有します。
今年の世界と日本のCEを効率的に振り返りたい方や現在地を把握したい方、2026年のアクションに向けた示唆が欲しい方など、ご興味がある方はどなたでもぜひお気軽にご参加ください。
当日話す予定のトピック
1. 国際ルール形成・スタンダードの策定がCE進展のドライバーになるか
(例:GCP、ISO59000シリーズ、国際プラスチック条約など)
2. 産業競争力確保を保つCE政策の展開(経済安全保障とCE)
(例:PPWR 発効、ELV規則案最終調整、仏・ウルトラ・ファストファッション法案 など)
3. 現実を見据えた調整が次への動きをどうつくるか
(例:大企業による環境目標の「後退」または「最適化」、欧州プラスチックリサイクル業界の低迷、各実証実験の終了など)
4. 日本らしいCE像の模索
(例:資源有効利用促進法改正、再資源化事業等高度化法完全施行、地域循環モデル、万博における日本的CEの発信など)
5. 2026年に向けた新たな兆候
(例:生活防衛型CE消費、スタートアップ支援の拡充、DPP実装、AIと CEなど)
※上記内容は変更になる場合もございます。
当日の流れ
15:00:オープニング・イントロダクション
15:10:2025年の総括と2026年の展望(Circular Economy Hub 編集長・那須)
16:00:パネルディスカッション・質疑応答
16:45:クロージング
16:55:終了
※上記予定は変更する場合もございます。
スピーカー
米大学卒業後、二社を経て、サーキュラーエコノミーに特化した共創・コンサルティング・リサーチ・研修業務などを行うサークルデザイン株式会社を2020年に設立。2004年に実施したエクアドルでのコミュニティ紛争のフィールドワークをきっかけに、「人」と「自然」が共に繁栄する方法に関心を持ち、後にサーキュラーエコノミーを追求・推進するようになる。また、Circular Economy Hub 編集長(ハーチ株式会社運営)、一般社団法人日本サステナブルサロン協会理事、ビジネスアクセラレーターかながわ(BAKバク)メンター、愛知県蒲郡市サーキュラーシティプロジェクトアドバイザーなども務める。
社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」創刊者。循環経済専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市における循環都市移行プラットフォーム「Circular Yokohama」を展開。企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・循環経済推進に従事。ニッコー株式会社・社外取締役。大学院大学至善館 Circular Futures Design Center センター長・特命准教授。東京大学教育学部卒。
イベント概要
イベント名
2025年のサーキュラーエコノミー総括と2026年の展望 〜国内外の最新動向も踏まえた独自洞察 〜
日時
2025年12月24日(水)15:00-17:00(開場:14:50)
定員
30名(先着順)
言語
日本語
場所
オンライン(zoomで配信いたします)
参加費用
- 一般:2,000円
- ニュースレター登録者:1,500円
(12月中旬頃配信予定のニュースレター中のクーポンコードをご入力ください) - Crcular Economy Hub 読者会員:1,000円
(Circular Economy Hubサイトで当イベントの告知記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをご入力ください) - Circular Economy Hub コミュニティ会員:無料
(Slackにて配信する無料クーポンコードをご入力ください) - 学生 1,000円(大学院生を除く。参加者情報記入フォームに学校名をご記入下さい。)
クーポンコード:fP3Bri6g
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は14時50分を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp - ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp/
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。









