Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2024年9月のテーマは、「DPP(デジタル製品パスポート)の最大活用を考える」です。
EUでは2024年7月、旧エコデザイン指令におけるエコデザイン対象製品をほぼすべての物理的製品に拡大するエコデザイン規則が施行されました。同規則の情報要件に相当するDPPは、サーキュラーエコノミーを促進する一連の法規制の目玉の一つとして、今後委任法令により対象製品群ごとに適用される見込みです。欧州委員会は、製品の循環性のさらなる向上・ビジネスモデルの変革・消費者のエンパワメントなどを促進するものとして位置づけており、すでにファッション業界などにおいて、欧州企業のみならず域外サプライチェーンにも影響が出始めています。
一方で、DPPは、消費者も含めたサプライチェーン関係者との結びつき強くする側面を持つことにも着目する必要があるでしょう。すなわち、規制対応の側面だけでなく機会が多く存在するという捉え方です。そこで、今回のCircular Xでは、DPPサービス提供者側とユーザー側双方の視点から、DPPの機会をどう見出し最大活用するかについて、考察を深めてまいります。
ゲストに、国内で本分野において早くから機会を特定し事業展開を行う株式会社digglue(ディグル)CEOの原英之氏と、蕎⻨の伝統に新たな視点をつなぎ創造性と革新性を打ち出す活動を行う合同会社Tsunagi代表の桑岡翔吾氏をお迎えします。同社はdigglue社が提供するDPP(デジタル製品パスポート)対応の環境価値訴求ツール「CiReta!(シレタ)」を導入し、商品の背景やストーリーを伝えるマーケティングツールとしても活用しています。
スピーカー
原 英之 氏:株式会社digglue 代表取締役CEO
「テクノロジーで持続可能な世界を実装する」をパーパスとする日本発の資源循環DXの企業digglue(ディグル)の創業者 兼 代表取締役CEOを務める。カリフォルニア州立大学卒。商社の営業、ERPシステムエンジニアの経験を経て、digglueを創業。創業当初はエンタープライズ向けブロックチェーンの開発や新規事業などを行う。 現在はサステナビリティ課題の解決に向け、サーキュラーエコノミーのDX領域に携わる事業を展開し、プラットフォームMateRe / CiRetaを展開。
桑岡 翔吾 氏:合同会社Tsunagi 代表
大手家電メーカーに入社後、シンガポールやミャンマーへの出向を経て、外資系メーカーへの転職を機に帰国。その後DX企業にて、金融や教育領域におけるDXビジネスを立ち上げ、またSX領域の新規事業開発に携わる。2023年11月28日(酔い〝にはち〟の日)に合同会社Tsunagiを設立するとともに、SNSでは「蕎麦屋de上機嫌」という名で、日本の蕎麦文化を発展させ続け、蕎麦の応援者を増やしていきたいという思いを持ち、活動中。
日時
2024年9月24日(火)19:00-21:00
内容
- エコデザイン規則とDPPの概要と最新動向(Circular Economy Hub 編集長 那須 清和)
- DPPの取り組み紹介
- サービス展開事例をもとに(株式会社Digglue 代表取締役CEO 原 英之 氏)
- ユーザーの視点から(合同会社Tsunagi 代表 桑岡 翔吾 氏)
- ディスカッション
- テーマ例
- DPPにおける共創と競争領域をどう捉えるか?
- DPPにおける懸念点をどうクリアするか?
- DPP実装後、どう最大活用するか?
- 消費者などサプライチェーン内の関係者にどういう影響があるのか?
- 日本企業は何に取り組めばいいのか?
- テーマ例
定員
30名(先着順)
対象者
- DPPの最新動向を知りたい方
- DPPの活用方法を考えたい方
- DPPがもたらすビジネス機会について検討するきっかけを作りたい方
- サーキュラーエコノミーにおける情報開示のあり方を検討したい方
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
参加費用(すべて税込)
- 一般 2,000円 (税込)
- ニュースレター登録者 1,500円(税込)(9月中旬までに配信予定のニュースレター中のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub 読者会員 1,000円(税込)(本記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub コミュニティ会員 無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- 学生 1,000円(税込)(Peatixページにてクーポンコードをご確認ください)
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
会場
オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は18時50分を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp - ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp/
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。