ブックオフグループホールディングス株式会社は2月18日、伊藤忠商事株式会社と資本業務提携契約を締結したと発表した。両社は生活者の身近な場所でリユースサービスを拡大し、捨てない社会の実現と循環型社会の形成を目指す。

国内のリユース市場は拡大が続いており、2024年に約3.3兆円、2030年には4兆円規模に達すると見込まれている。物価上昇や環境意識の高まりを背景に、リユースは消費者・企業双方にとって重要な選択肢となっている。

ブックオフは1990年に本のリユースから事業を開始し、現在は国内外約840店舗を展開。国内では709店舗(2025年11月末時点)を運営し、トレーディングカードやホビー、アパレル、ブランド品、スポーツ用品などへ取扱商材を拡大してきた。宅配買取などのオンラインサービスや、衣料品・雑貨回収ボックス「R-LOOP」約320拠点の設置など、リユース機会の多様化も進めている。

一方、伊藤忠商事は全国約16,400店舗のファミリーマート網を基盤に、リアルとデジタルを組み合わせた顧客接点の強化を推進。1日約1,800万人の来店客数や約5,500万の購買データ付き広告IDを活用し、広告・メディア事業やリテール金融事業を展開している。さらに世界61カ国・約90拠点のグローバルネットワークを有する。

今回の提携では、ブックオフのリユース事業ノウハウと、伊藤忠商事の店舗網・顧客基盤・海外展開力を組み合わせることで、生活者にとってより身近で安心できるリユースの場を創出する。

具体策としては、

  1. ファミリーマート店舗網を活用したリユース品の仕入れ強化
  2. プレミアムサービス事業での出店拡大・集客強化
  3. 海外事業の推進
  4. 新規事業の立ち上げ

などを検討する。

ファミリーマート店舗網を活用した新たな顧客接点の創出により、リユースをより身近な選択肢とし、国内外で循環経済の推進を図る考えだ。

【プレスリリース】【PRTIMES】伊藤忠商事とブックオフが資本業務提携契約を締結
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*文中の画像の出典:プレスキットより引用