Refuturing :生活者をどう巻き込む? 花王の「リサイクリエーション」に学ぶ、地域との共創によるサーキュラーエコノミー
気候変動や資源制約、安全保障リスクの高まりなどを背景にサーキュラーエコノミー(循環経済)に対する関心が高まるなか、昨今では地域や自治体と連携しながら資源回収・循環スキームの構築に取り組む企業も増えてきています。
サーキュラーエコノミーにおいては、サプライチェーンの出発点が遠い国における「資源採掘」から、生活者が暮らす地域における「資源回収」へと移行します。一方で、ひとたび生活者の手元にわたり、量も質も場所も分散している資源を再び回収し、経済システムの中に戻すためには多くのコストや手間がかかるうえ、法規制や技術革新のハードルもあり、経済的に持続可能な循環型の仕組みを実現することは決して簡単ではありません。
企業がこれらの壁を乗り越える上で鍵を握るのが、自治体や地域、そしてそこで暮らす生活者との共創です。資源回収の効率を高めるためには生活者の協力や意識・行動変容が欠かせませんし、循環型製品・サービスに対する需要の創造も必要となります。企業は、どのように生活者をサーキュラーエコノミーへと巻き込み、日々の暮らしや地域にポジティブなインパクトをもたらしながら、持続可能な循環型のビジネスモデルを構築することができるでしょうか?
そのヒントとなるのが、花王株式会社が企業・自治体・生活者との連携により進めている使用済みつめかえパックの資源循環プロジェクト「リサイクリエーション」です。2015年にスタートしたこの活動は、多くの企業との連携により従来難しいとされていた詰め替えパックの水平リサイクルを実現したのみならず、回収した資源を「おかえりブロック」として再び地域に戻す仕組みなどを通じて地域にインパクトをもたらし、生活者との共創によるサーキュラーエコノミーを実現しています。

今回のRefuturing では、花王株式会社にて「リサイクリエーション」を牽引してきた同社研究開発部門 研究戦略・企画部の高村玲那氏、そして宮城県・石巻市における「リサイクリエーション」が地域にもたらすインパクトの可視化を担当した三井住友信託銀行 サステナビリティ推進部 TBFチーム シニアマネージャーの小中洋輔氏をゲストに招き、サーキュラーエコノミーの実現に欠かせない地域や生活者との共創をどのように実現するかについて、そのエッセンスを学んでいきます。
当日は、リサイクリエーションの詳細や石巻市におけるインパクト可視化の取り組み、生活者との共創を実現するための具体的な手法や課題などを共有したうえで、参加者の皆様とともに、企業と地域や生活者との新しい関係性について議論を掘り下げていきます。
サーキュラーエコノミーの実現に向けた地域との連携や生活者の巻き込み、共創、サーキュラーエコノミープロジェクトのインパクト評価などにご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。
当日のイベントに関わるキーワード
本イベントでは、下記キーワードに関心をお持ちの方に大変おすすめです。
#循環者 #循環経済 #産官学民連携 #動静脈連携 #動動脈連携 #地域関係資本 #コモンズ #パブリック・ラグジュアリー #循環型ライフスタイル #行動変容 #サーキュラーデザイン #サーキュラーエコノミー #循環 #文化 #インパクト評価
★ 参考記事
- 花王株式会社: リサイクリエーションの取り組み
- 花王株式会社:石巻市でのリサイクリエーションのインパクトを可視化し「クロマツビジョン」として発信
- Circular Economy Hub:【レポート】花王が推進する「石巻リサイクリエーション」、10年間の社会的インパクトを可視化。資源循環が生み出す地域価値とは
イベント概要
イベント名:Refuturing: 生活者をどう巻き込む? 花王の「リサイクリエーション」に学ぶ、地域との共創によるサーキュラーエコノミー
日時:2026年6月25日(火)18:00-20:00(開場:17:50)
定員:30名(先着順)
言語:日本語
場所:オンライン(Zoomで配信いたします)
参加費用:
・一般:2,000円
・ニュースレター登録者:1,500円(6月中旬頃配信予定のニュースレター中のクーポンコードをご入力ください)
・Crcular Economy Hub 読者会員:1,000円(ログインの上、本記事最下部記載のクーポンコードをご入力ください)
・Circular Economy Hub コミュニティ会員:無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをご入力ください)
・学生 1,000円(大学院生を除く。参加者情報記入フォームに学校名をご記入下さい。)クーポンコード:QBtwgmFz
お申込み:https://refuturing05.peatix.com/
※チケット販売は終了いたしました。アーカイブ動画はこちらからご購入いただけます。
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
当日の流れ
- 18:00:オープニング・イントロダクション
- 18:10:インスピレーショントーク
- 花王の「リサイクリエーション」について:高村玲那氏(花王株式会社)
- サーキュラーエコノミーが地域にもたらすインパクト:小中洋輔氏(三井住友信託銀行株式会社)
- 19:10:パネルディスカッション
- テーマ「生活者をどう巻き込む?地域との循環型共創のデザイン」
- 19:40:質疑応答
- 19:55:クロージング
- 20:00:終了
※上記予定は変更する場合もございます。
スピーカー

高村玲那 氏( 花王株式会社 研究開発部門 研究戦略・企画部 / 環境省人材登録制度 環境カウンセラー(事業者部門))
プラスチック資源循環の実現を目指し、日用品のつめかえパックのリサイクル技術の開発と、市民参加型の文化・社会システムづくりを両輪で進めるRecyCreationを企画・推進。自治体や他企業とも連携しながら、生活者の意識・行動変容を促し、その輪を広げることを目指し活動中。

小中洋輔 氏( 三井住友信託銀行 サステナビリティ推進部 TBFチーム シニアマネージャー )総合電機メーカーに入社後、家電向け素材開発、新規事業開発を担当。2022年に三井住友信託銀行に入社し技術専門家集団であるTechnology Based Finance(TBF)チームに参画。日本産業のサーキュラーエコノミー移行に向け、企業、自治体、大学と連携したプロジェクトの組成・推進やファイナンス業務に従事。サーキュラーシティ移行ガイド・指標のリリースやサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号ファンドの立ち上げをリード。サーキュラーエコノミー関連で環境省や自治体の検討会委員、アクセラレータープログラムのメンターやピッチコンテストの審査員などを務める。

加藤佑( ハーチ株式会社 代表取締役 )
社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」創刊者。循環経済専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市における循環都市移行プラットフォーム「Circular Yokohama」を展開。企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・循環経済推進に従事。ニッコー株式会社・社外取締役。大学院大学至善館 Circular Futures Design Center センター長・特命准教授。東京大学教育学部卒。
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をおすすめします。
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます。
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください。
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画(参加者同士のディスカッション時間は除く)の限定配信を行う予定です。予めご了承ください。
- 投影資料の配布はいたしません。
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします。
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます。
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください。
イベントシリーズ「Refuturing」について
Circular Economy Hub が展開する月1回のイベントシリーズ。持続可能な循環型の未来への移行を牽引するソートリーダーや実践者をゲストに迎え、多様な視点から直線的な成長の物語を問い直し、人間と自然、現在と未来との関係性を編み直すサーキュラーデザインのあり方を探索します。
Refuturing(リフューチャリング)とは?:気候危機や紛争などが複雑に絡まり合うポリクライシス(複合危機)を引き起こし、私たちから持続可能な未来を奪いつつある(Defuturing:デフューチャリング)既存の経済社会システムや制度、価値観を前提から問い直すことで、人と世界との関係性を修復し、あり得たかもしれない別の未来やより望ましい未来を再構築するための思考法や実践
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hubは、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミー(循環経済)専門メディア&プラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新動向や事例、洞察、イベント、ワークショップなどを提供。日本と世界各地にいる編集部メンバーの専門的知見と国内外のネットワーク、実務経験から得られたノウハウを通じ、企業・自治体の皆様のサーキュラーデザイン、サーキュラービジネス、サーキュラーシティ移行を支援しています。
URL:https://cehub.jp - 自治体向けサーキュラーシティ移行支援:
・Circular City Transition Guide(サーキュラーシティ移行ガイド)
・Circular City Transition Indicator(サーキュラーシティ移行指標) - ハーチ株式会社:Publishing a Better Futurte(よりよい未来を、みんなに届ける)をミッションに、サステナビリティをテーマとするデジタルメディア運営、企業のサステナブル/循環型ビジネスデザイン、自治体の循環都市デザイン事業を展開。世界中のクリエイティブな社会課題解決アイデアを届ける「IDEAS FOR GOOD」をはじめ、5つのメディアを通じて持続可能な未来への移行に取り組む。2023年4月にB Corpを取得。IDEAS FOR GOOD Business Design Labでは、欧州のパリ・ロンドン・アムステルダムで活動する Harch Europe を通じて培った国際ネットワークと日本各地の地域ネットワークを活かし、サステナビリティ、社会変革、循環に関わる情報発信、コンテンツ制作・編集、リサーチ、展示、ワークショップ、イベント、共創スペース運営、人材育成、サービスデザイン、インパクト評価などを手がける。
URL:https://harch.jp/ - 運営メディア:
・社会をもっとよくするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」
・日本のサステナビリティを世界に発信する「Zenbird」
・横浜の循環都市移行メディアプラットフォーム「Circular Yokohama」
・サステナブルでエシカルな暮らしの応援メディア「Life Hugger」
・サステナブルツーリズムで世界をつなぐ旅マガジン「Livhub」
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。









