FabCafe Globalと株式会社ロフトワークはこのほど、循環型経済を設計するプロジェクトやアイデアを募集するアワード「crQlr Awards(サーキュラー・アワード)2022」を昨年に続いて開催すると発表した。
同アワードの詳細は、9月1日にロフトワーク・FabCafe Global・crQlrの公式ぺージで発表し、9月1日~10月14日に応募を受け付ける予定だ。
crQlr Awardsは、2021年に国内初(両組織調べ)の循環型設計分野のアワードとして開始され、3つの特徴「名声ではなく、行動のためのアワード」「リニア型ではなく循環型で評価」「世界的視点を獲得する機会」を掲げている。循環型経済を目指す企業と人を支援する同アワードは、⼤規模プロジェクトから計画中のアイデアまでを募集し、審査・表彰する。持続可能な経済システム創造を目指すプレイヤーが業界や国を超えてつながり、知識や技術を共有し、新たな価値を創出するコミュニティの形成を目指す。
2021年のアワードでは、企業・団体・スタートアップ・デザイナーなど世界24カ国から204点のプロジェクトが集まり、63のプロジェクトが受賞した。審査員は、SPACE10共同創業者のGuillaume Charny Brunet 氏・森美術館特別顧問の南條史生氏・Circular Initiatives&Partners代表の安居昭博氏を含む、国内外のクリエイターや専門家19名が務めた。受賞プロジェクトには、循環型経済の取り組みを周知する活動の後押しとなる「crQlr」認定キットが授与された。
同アワードはプロジェクト表彰に留まらず、応募者と審査員との新たなつながりの創造・循環型経済移行を目指す世界中のプロジェクトの可視化・プロジェクト同士の実際のつながりも目指している。同アワードに多くの組織が募集し、循環型経済を実現する「未来の作り手」に必要な創造性とビジョンの創造・共有に貢献することが期待される。
【プレスリリース】「crQlr Awards (サーキュラー・アワード)」を今年も開催! 応募受付は9月1日(木)から開始予定
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*冒頭の画像の出典:株式会社ロフトワーク