IVLスウェーデン環境研究所はこのほど、繊維の水平リサイクル率向上がもたらす環境影響に関する研究の結果を発表した。
研究によると、2035年までに繊維の水平リサイクル率を10%に引き上げた場合、年間44万トンのCO2削減と88億立方メートルの水資源保全が可能。研究者らは、繊維廃棄物対策に関する政策の再検討が必要であると強調する。研究結果の概要は以下のとおり。

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繊維の水平リサイクル率向上は環境に好影響。スウェーデン環境機関の研究より
和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。