仏の建材大手サンゴバンの北米部門は7月23日、断熱材の製造過程で発生する副産物を、吸音天井パネルの原材料として再利用する循環型プログラムを立ち上げたと発表した。米国内の2工場を連携させるこの取り組みにより、初年度で150万ポンド(約680トン)以上の廃棄物の埋め立てを回避した。
建設業界では、製造時に発生する端材や副産物の処理が長年の課題となっている。今回のサンゴバンの取り組みは、ある工場の副産物を別の工場の原料として活用する「産業共生」の具体例となるものだ。

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サンゴバン、工場間連携で断熱材廃棄物を再資源化。初年度680トンの埋め立て削減を達成
Circular Economy Hub Editorial Team
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