Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。
2023年6月は、サーキュラーエコノミーを推進することによって生物多様性の保全や環境再生、その先の*ネイチャーポジティブの実現に貢献するための道筋について、海外の最新事例や議論をご紹介しながら探っていきます。

本イベントは終了いたしましたが、こちらにてアーカイブ動画販売(購入価格:2,000円)を行っております。下記にて冒頭部分の動画をご覧いただけます。

Circular Economy で実現するネイチャーポジティブ from ハーチ株式会社 on Vimeo.

 

*これまで続いてきた自然生態系の損失を反転させ、回復させる道筋に乗せること。2021年6月のG7サミットで採択された「2030年自然協約」の中で、2050 年ビジョン「自然と共生する世界」の達成に向けて2030年までにネイチャー・ポジティブを実現するとされている。

生物多様性の喪失を食い止め、再生への軌道に乗せることが国際的な命題となる中で、サーキュラーエコノミーは生物多様性の損失を緩和、再生させる重要な役割を果たすとの認識が定着しつつある。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の自然版とも言えるTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)をはじめ生物多様性や環境再生の開示フレームワーク等の整備が進むにつれて、サーキュラーエコノミーをツールとして環境再生に取り組む手法の構築とともに、各企業・各地域で具体的で実効性のある事業活動の創出がいよいよ求められていくことでしょう。

そこで今回は、2023年5月末に行われた世界循環経済フォーラムでの最新の議論を踏まえながら、生物多様性保全やネイチャーポジティブ実現へのソリューションとしてのサーキュラーエコノミー
の可能性を、金融やサプライチェーン、事業性評価のあり方など多角的な観点から掘り下げていきます。

スピーカー

那須清和(Circular Economy Hub編集長)

大学(紛争学専攻)卒業後、教育関連企業・経営支援団体を経て、Circular Economy Hubに参画。また、2020年にサークルデザイン株式会社を設立する。サーキュラーエコノミーに特化して、共創・調査・研修などを行う。2004年に実施したエクアドルでの鉱山開発を巡る紛争のフィールドワークをきっかけに、環境再⽣と⼈間のウェルビーイング向上の同時追求に関⼼を抱き、後にサーキュラーエコノミーを追求・推進するようになる。

木村麻紀(Circular Economy Hub編集部)

通信社記者を経てフリー。環境と健康を重視したライフスタイルを指すLOHAS(ロハス)について、ジャーナリストとして初めて日本の媒体で本格的に取り上げて以来、地球環境の持続可能性を重視したビジネスやライフスタイルを分野横断的に取材し続けている。

 

日時

2023年6月28日(水)19:00-20:30

内容

  • 生物多様性保全・再生と、サーキュラーエコノミー、気候変動対策との関係性は?
  • 生物多様性保全・再生×サーキュラーエコノミーの実践例(企業および行政によるリジェネラティブ農業、ほか)
  • 生物多様性保全・再生/サーキュラーエコノミーを後押しするファイナンス、情報開示の現状

当日の流れ

19:00~:オープニング
19:05~:編集部よりミニレクチャーとクロストーク
20:00〜:質疑応答、ディスカッション
20:25〜:クロージング

※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。

定員

30 名(先着順)

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

※チケット販売期間は終了しました。アーカイブ動画はこちらから購入いただけます。

参加費用

  • 一般:2,000円(税込)
  • コミュニティ会員:無料(Circular Economy Hubへの会員登録後に加入できるSlackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力)
  • 読者会員:1,000円(税込)(本記事下部記載のクーポンコードを入力。ログイン後クーポンコードをご取得ください)
  • ニュースレター登録者:1,500円(税込)(Circular Economy Hubニュースレター5月号 – 2023年6月中旬までに配信予定 – に記載のクーポンコードを入力)

※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら

コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く)

プログラムを通じた到達イメージ

  • サーキュラーエコノミーの推進によって生物多様性保全やネイチャーポジティブへ貢献するということについて基本的な理解を得る
  • ビジネスにおける生物多様性の主流化の阻害要因ともされる「定量化・経済的評価の難しさ」や「(生物多様性などへの)配慮や活動の事業利益への結びつきにくさ」などに対して、突破口となり得る考え方や事例への理解を深める

対象者

  • サーキュラーエコノミーの推進を通じて、生物多様性保全やネイチャーポジティブへどのように貢献すべきか課題意識を持っているビジネスパーソンや研究者、学生などの方
  • 特に、企業によるサーキュラーエコノミーの推進を通じて、生物多様性保全やネイチャーポジティブへの貢献を組織内で検討、実行する立場にある方
  • 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーと生物多様性に関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
  • 開場は18時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

Circular X について

Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
    URL:https://harch.jp/