アミタホールディングス(以下、アミタHD)はこのほど、京都府亀岡市(以下、亀岡市)と「かめおか未来づくりパートナーシップ協定」を締結した。
亀岡市は「世界に誇れる環境先進都市」の実現を目指して、同市の環境政策の取り組みを体感できる亀岡市環境プロモーションセンター「Circular Kameoka Lab(サーキュラーかめおかラボ)」をオープンするなど、サーキュラーエコノミーを基軸としたまちづくりを加速させている。同協定を通じて、アミタグループの知見やノウハウを活かし、自然環境との調和、環境と経済の好循環の創出、文化芸術の発展と継承、子育て環境の充実、賑わいの創出など、分野横断的な将来ビジョンの策定に取り組むとともに、将来ビジョンに基づき、行政・市民・事業者それぞれの行動変容を促進し、サーキュラーエコノミーを実装したエコシステムを構築、持続可能なまちづくりを目指すとしている。
両者は2024年度、亀岡市の強みや課題の分析、地域運営に関する知見のインプット、将来像の検討、将来ビジョンの作成等を行う。両者の役割・取り組み内容は以下の通り。
アミタホールディングス株式会社
- 循環と共生による持続可能なまちづくりに向けた、将来ビジョン策定の技術的支援
- 資源循環・関係性プラットフォーム構築に向けた、実行計画策定の技術的支援
- サーキュラーエコノミーに向けた、企業・団体・コミュニティ等との連携に向けた技術的支援
亀岡市
- 事業者等との連携による、亀岡市内の各種事業における環境に配慮した施策の推進
- かめおか未来づくりプラットフォームの形成による、事業者間の情報共有と新たな関係の構築
- 各企業、教育機関、団体及び自治体等と連携した取り組みの横展開や情報発信力の強化
- かめおか未来づくりパートナー提携事業者とともに進める「世界に誇れる環境先進都市・亀岡市」の実現
アミタHDは、代表取締役・末次貴英氏が代表理事を務める一般社団法人エコシステム社会機構(ESA)を通じて「循環」と「共生」に基づく持続可能なエコシステム社会を国内各地域に拡張することを目指して各地の地方自治体などとの協働を進めている。同社は「豊かな森林資源や盛んな農業に恵まれ、古くから丹波国の中心地として文化を育んできた亀岡市において、地域資源を活用した持続可能なまちづくりを推進していきます」とコメントしている。
*冒頭写真は保津川下りの様子(編集部撮影)
【プレスリリース】アミタHD、京都府亀岡市とパートナーシップ協定を締結 ~サーキュラーエコノミーを実装したエコシステムの構築による持続可能なまちづくりを目指す~
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