欧州委員会は10月13日、スマートフォン、ノートPCなどの電子機器に電力を供給する外部電源(External Power Supplies:EPS)に関するエコデザイン規則の改訂案を採択したと発表した。これにより、EU市場で販売されるすべてのUSB外部電源には、最低1つのUSB Type-Cポートを備えること、そして着脱可能なケーブルに対応することが義務付けられる。本措置は、すでに施行されている改正無線機器指令(Radio Equipment Directive)がデバイス本体側のポートをUSB-Cに統一したことを受け、充電器側にも規制範囲を広げるものであり、「共通充電器」構想を完成させる重要な一歩となる。

EUはこれまで、製品の設計段階から環境性能を高めることを目的とした「エコデザイン政策」を推進してきた。今回の新規則は、充電器の規格が乱立することによる消費者の利便性低下や電子廃棄物の増加、エネルギーの非効率な使用といった課題を包括的に解決することを目的としている。

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