一般社団法人地域イノベーション財団が事業展開する、産地型サーキュラーエコノミープロジェクト「REKROW」のプロジェクトアドバイザーに、株式会社スマイルズ代表取締役社長の遠山正道氏が就任した。同氏は、食べるスープのスープ専門店「Soup Stock Tokyo」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」など数々のブランドや事業を創設し、既成概念や業界の枠にとらわれない発想で事業を成長させてきたと同財団はみている。
2020年11月に発足したREKROWは、広島県福山市を中心とする繊維産地で立ち上げたプロジェクトだ。同市でつくられた作業着を、着用していた労働者の個性とREKROWの価値および魅力で新たな形に再生し、同市に戻すことを目的とする。同財団は遠山氏の助言のもと、商品開発・販売・作業着製作からアップサイクルまでの新たな循環を作り出す仕組みづくりなど、産地型サーキュラーエコノミープロジェクトの持続可能な設計を図る意向だ。
(出典:一般社団法人地域イノベーション財団)
REKROWでは、プロジェクトの活動や繊維産地の取り組みを伝え、未来に視点をおいたトークイベント「REKROW TALKS」も開始することが発表された。第一回のゲストは、遠山正道氏とカイハラ株式会社代表取締役会長の貝原良治氏だ。広島県福山市に本拠を置くカイハラ株式会社は1893年に創業し、同社製品「カイハラデニム」は日本および海外からも高く評価されていると地域イノベーション財団は認識している。
「REKROW TALKS #01」イベント概要
日時:2021年4月29日(木・祝)18:00~19:30
場所:ONOMICHI SHARE & Online配信予定
応募:会場参加応募の詳細は、ウェブサイトにて確認が可能
今後、REKROWは産地の魅力と新たなものづくりの発想を提案し、伝えていく構えだ。
【プレスリリース】産地型サーキュラーエコノミープロジェクト「REKROW」株式会社スマイルズ代表取締役社長 遠山正道氏がアドバイザーに就任
【参照サイト】REKROW