米国のSMX(Security Matters)は8月25日、シンガポールのBio-Packaging Pte Ltd(バイオ・パッケージング)と提携し、使用済み再生材(PCR)や生分解性素材の使用実績を、仮想の製品情報である「デジタルツイン」で可視化する仕組みを導入すると発表した。
この仕組みでは、SMXが開発した目に見えない分子マーカーを、Bio-Packaging社の袋やフィルムなどの製造工程で素材に直接組み込む。
製品が工場から出荷され、流通・販売・廃棄の各段階でスキャンされるたびに、ブロックチェーン上に改ざん不可能なデジタルツインで自動生成される。
これにより、各製品が「どのくらい再生素材を使っているか」「本当に生分解・堆肥化できるか」といった情報を、客観的なデータとして証明できるようになる。

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米SMX、シンガポールのBio-Packagingと提携。PCRを可視化するデジタルツイン技術を導入
Circular Economy Hub Editorial Team
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