米国プラスチック協定(USPP)はこのほど、非政府組織WRAP、非営利団体Upstreamと共同で、小売分野での再使用モデル「Reuse in Retail Initiative(RRI)」の実施に向けた設計を開始した。EPR(生産者拡大責任)政策の拡大や持続可能な包装を求める声の高まりを受けたもので、Ahold Delhaize USA、ユニリーバ、クラフト・ハインツ、ヘンケル、ロクシタン、Pact Collective など9社・団体が専門家や自治体と協働して実装する地域、対象となる商品カテゴリー、リユースモデルを選定する。新たなEPR法でリユース目標の導入が進み、企業にパイロット段階を超えた実行力ある仕組み構築が求められている。RRIは、規制対応、バージンプラスチック削減、消費者にとって使いやすいリユース体験を実現する全国規模のモデル確立を目指す。

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