シンガポールの産業開発を担う公共機関であるJTCコーポレーションはこのほど、JTCコーポレーションが牽引するサーキュラーエコノミー研究プロジェクト「ジュロン島サーキュラーエコノミー研究(JICE)」に石油大手など51社が参加することを発表した。51社には、エネルギー会社の米Chevronや石油会社の米ExxonMobil・蘭Shellなどが含まれている。
JICEは、資源の最適化を軸として長期的な持続可能性を目指し、シンガポールの経済や環境問題を担当する政府機関の支援のもとで2019年に開始された。JICEでは各企業がエネルギー・水・化学系廃棄物に関するデータを共有し、資源使用量削減の相乗効果を探求する。
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藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。