ニュージーランド・ワイカト大学の研究者らは、同国環境省(MfE)とビジネス・イノベーション・雇用省(MBIE)による循環経済についての声明を分析し、このほど論文を公開した。
論文は、両省が循環経済アジェンダの変革の可能性を無視した脆弱な循環モデルを提示していると結論付ける。現政府が既存の環境保護制度の多くに懐疑的な姿勢を示していることを踏まえ、循環経済アジェンダの展望についても考察する。概要は以下のとおり。

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ニュージーランドにおける循環経済政策の評価と展望とは。同国大学の研究
和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。