分子トレーサビリティ技術を開発するSecurity Matters PLC(SMX)とシンガポールの科学技術研究庁(A*STAR)は9月2日、国家規模のプラスチック循環プラットフォームを構築するための戦略的提携を発表した。目に見えない化学的なバーコード(分子マーカー)でプラスチック製品を分子レベルで追跡し、ごみの回収から再生樹脂の生産に至るまで、サプライチェーン全体の透明性を抜本的に高める。
シンガポールは国の重要政策「ゼロ・ウェイスト・マスタープラン」を掲げているが、年間95万7000トン発生するプラスチックごみのリサイクル率はわずか6%に留まり、残りの94%は焼却処分されているのが現状だ。この取り組みは、焼却によって失われている資源価値を掘り起こし、同国を地域のサーキュラーエコノミーにおけるリーダーへと押し上げることを目指す。




