Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。
2024年12月は、編集部メンバーがサーキュラーエコノミーの視点から今年一年を振り返り、3つの重要テーマで今後のサーキュラーエコノミーの動向を展望します。
2024年は世界の主要国・地域で選挙が行われた「選挙イヤー」で、6月にはサーキュラーエコノミーを主導する欧州連合(EU)の議会議員選挙、11月には米国の大統領選挙が行われました。欧州では、気候変動対策の推進を通じた成長を標榜するグリーンディール政策に批判的な右派勢力の伸長によって一部施策で優先度が低下する可能性が指摘されるも、最大勢力の中道グループが過半数を維持したことで同政策の推進路線は維持される見通しです。
これに対して、米国では共和党ドナルド・トランプ氏の大統領戦勝利で「トランプ2.0」時代に突入することになり、国際的な気候変動対策の枠組みであるパリ協定からの再離脱を筆頭に、環境・エネルギー政策の大幅な後退への懸念が一気に高まっています。世界の二大勢力である欧州と米国の政治情勢の変化は、今後の気候変動対策やサーキュラーエコノミーに関わる政策の進展に具体的にどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか?
サーキュラーエコノミーの進展に伴って、各企業ではサーキュラーエコノミーを事業戦略に組み込む動きが本格化しています。長年にわたって変わらない業界のあり方やビジネス慣行などもあってサーキュラーエコノミーの事業化に苦戦する状況も垣間見える一方で、大胆な戦略変更などによってサーキュラーエコノミーで収益化できるポートフォリオの構築に成功しつつある企業も出てきました。サーキュラーエコノミーの事業化に際して、改めてどのような点に留意すべきなのでしょうか?
パリ協定やSDGsの目標年である2030年が近づきつつある今、気候変動対策やサーキュラーエコノミーの重要度はますます高まっているはずです。しかしここ数年、炭素回収・貯留(CCS)や再生可能エネルギーに関する次世代技術、リサイクル技術の開発などといった高度な技術で地球規模の環境危機を乗り越えられるとする言説や実践に対する懐疑的な見方が広がるとともに、欧州を中心に「脱成長」に関連した研究や議論も加速してきました。気候危機がいよいよ顕在化し、人々の分断・孤立も深刻化する中で、サーキュラーエコノミーは今後どのような価値をもって地球規模の課題の克服に貢献できるのでしょうか?
今回は以下のポイントで2024年中のサーキュラーエコノミーに関連した動きを振り返るとともに、これからのサーキュラーエコノミーの推進に当たって注目すべきテーマを中心に考察、展望します。
- サーキュラーエコノミーと政治 規制と戦略への影響は?
- 国内外の注目企業事例に見る、「成功する」サーキュラーエコノミービジネスとは?
- 3つの重要テーマから、これからのサーキュラーエコノミーを展望する
- プラスチック
- 生物多様性・ネイチャーポジティブ
- サーキュラー都市・コミュニティデザイン
日時
2024年12月17日(火)17:00-18:30
当日の流れ
17:00- オープニング・編集部より:Circular Economy Hubのご紹介
17:05- 編集部より各トピックについてレクチャー
18:00- 質疑応答・ディスカッション
18:25- クロージング
18:30 終了
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
定員
30名(先着順)
対象者
- サーキュラーエコノミーの国内外の最新動向を押さえておきたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
参加費用(すべて税込)
- 一般 2,000円 (税込)
- ニュースレター登録者 1,500円(税込)(3月中旬までに配信予定のニュースレター中のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub 読者会員 1,000円(税込)(本記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub コミュニティ会員 無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- 学生 1,000円(税込)(Peatixページにてクーポンコードをご確認ください)
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
会場
オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は16時50分を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp - ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp/
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。