ステランティスのサーキュラーエコノミー事業部門であるSUSTAINeraは6月3日、Enel(エネル)とADR(ローマ空港公団)が主導するPIONEERプロジェクトに協力し、ローマ・フィウミチーノ空港に設置された大規模エネルギー貯蔵システムへ使用済み車載バッテリーを提供したと発表した。このシステムはイタリア最大級であり、空港の脱炭素化に貢献する。
PIONEERプロジェクトは、ローマ・フィウミチーノ空港における持続可能性向上を目的とし、エネルとADRが推進、ドイツのフラウンホーファー研究所が科学的側面から支援している。このシステムは、再生可能エネルギーを貯蔵し活用することで、今後10年間で推定16,000トンの二酸化炭素排出量削減が見込まれている。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典

Circular Economy Hub Editorial Team
Circular Economy Hub 編集部です。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新ニュースから法規制動向、大企業やスタートアップ企業の取り組みなどを幅広くリサーチし、ニュースとしてお届けしています。