独自動車大手 BMWグループ(以下、BMW)はこのほど、欧州で使用する物流用梱包容器に含まれるリサイクル材の割合をほぼ2倍に引き上げると発表した。同社は2030年までに、サプライチェーンにおけるCO2排出量を2019年比で20%削減する目標を掲げており、リサイクル材の活用を通じてサーキュラーエコノミーへの移行促進と、温室効果ガスの排出削減を目指す。
具体的に、車の部品などを入れる物流用の再利用可能梱包容器に使用されるリサイクル材の割合を2022年中に、約20%から35%超へと引き上げる。同時に、バイオプラスチックといった持続可能な代替素材の利用や、使い捨て容器の使用削減、容器の軽量化なども実施。目標達成に向けて、あらゆる方策を総動員する。
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