独自動車大手BMWグループ(以下、BMW)はこのほど、ミュンヘンモーターショー2021においてコンセプトカー「iビジョン・サーキュラー」を発表した。同コンセプトカーは、設計・開発・製造における全工程にサーキュラーエコノミーの原則を採用したことを特徴とする。
4人乗りで100%電気自動車である同コンセプトカーは、100%再生資源を使用しており100%リサイクル可能で、2040年のサステナビリティと贅沢さを追求してつくられた。同コンセプトカーでは、BMWのサーキュラーデザインの原則である「Re:think(再考)」「Re:duce(削減)」「Re:use(再利用)」「Re:cycle(リサイクル)」が採用された。
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)