車載電池で世界最大手の中国・CATL(寧徳時代新能源科技)は、世界有数の資源企業である豪BHPグループと協力覚書(MOU)を締結した。提携の目的は、鉱業分野における脱炭素化とサーキュラーエコノミーの推進にある。
両社は、鉱山で使われる大型重機や機関車向けのバッテリー開発、急速充電インフラの整備をはじめ、エネルギー貯蔵システムや使用済み電池のリサイクルの可能性についても共同で検討する。特に、鉱山操業における電動化の道筋を探ると同時に、BHPの銅事業を活用してバッテリーリサイクルを強化し、サーキュラーエコノミーの中核として発展させる構想だ。

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Circular Economy Hub Editorial Team
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