JSURPまちづくりカレッジは2021年12月1日~2022年1月26日、『「サーキュラーエコノミー」で都市をどうデザインするか?2021-004』をオンライン開催する。

『「サーキュラーエコノミー」で都市をどうデザインするか?』は、建築・都市の分野において循環の視点から資源やモノをできるかぎり長く使い続け、廃棄や汚染を削減し、自然システムを再生させるデザイン・アイデア・技術を持ち、循環型のまちづくりを実践しているゲストを招き、毎回対話形式で建築・都市の新しい風景をデザインしていくトークイベントだ。全4回の開催を予定しており、Circular Initiatives & Partners代表の安居昭博氏、一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 専務理事の斎藤智彦氏、SHIBAURA HOUSE代表取締役の伊東勝氏、株式会社fog代表の大山貴子氏が登壇する。『「サーキュラーエコノミー」で都市をどうデザインするか?』の開催概要は、以下である。

開催日時・プログラム

第1回 12月1日(水)19:30〜21:00

オランダの最先端サーキュラーシティと日本における食の循環プロジェクト
講師:安居昭博氏(Circular Initiatives & Partners代表)

第2回 12月22日(水)19:30〜21:00

リサイクル率日本一の町の新たな挑戦「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」
講師:齊藤智彦氏(一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 専務理事)

第3回 1月12日(水)19:30〜21:00

都市における循環の未来を描く「水辺のまちサーキュラーLAB」
講師:伊東勝氏(SHIBAURA HOUSE代表取締役)

第4回 1月26日(水)19:30〜21:00

循環する日常をえらび実践するラボ「élab(えらぼ)」
講師:大山貴子氏(株式会社fog代表)

※各回終了後、任意参加のアフタートーク交流会あり

登壇者

  • 安居昭博氏(Circular Initiatives & Partners代表):1988年生まれ。世界経済フォーラムGlobal Future Council日本代表。ドイツ・キール大学 “Sustainability, Society and the Environment” 修士課程卒業。サーキュラーエコノミー研究家 / サスティナブル・ビジネスコンサルタント / 映像クリエイター。アムステルダムと東京の2拠点で視察イベントやオンライン講習会の開催、各種プロジェクトへアドバイザリーとして参画し、サーキュラーエコノミーを国内外へ広める活動に従事している
  • 齊藤智彦氏(一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 専務理事):1984年東京都生まれ。国内外でアートに関する活動に従事した後、都市や地域をテーマにした活動に興味を持つようになる。慶應義塾大学SFC研究所にて地域政策についての研究・実践や、まちづくり会社の立ち上げ・運営、民間企業の経営などを経て、2019年1月、鹿児島県大崎町の政策補佐監に就任。各種計画策定や、地域内外の官民連携によるSDGsなどの政策推進を担当。2020年7月大崎町に合作株式会社を設立。2021年4月からは大崎町での官民連携によるSDGs推進機関である一般社団法人大崎町SDGs推進協議会の事務局を合作で受託し、同団体の専務理事(業務執行責任者)を務める
  • 伊東勝氏(SHIBAURA HOUSE代表取締役):1974年、千葉県生まれ。京都造形芸術大学大学院修了。現在、東京都港区にあるSHIBAURA HOUSEの代表取締役を務める。1952年に創業した製版会社を社屋ごとリノベーションし、文化事業を拡充。建築家の妹島和世氏がデザインした社屋の一部を開放し、地域に暮らす人達のコミュニティスペースとして運営している。同時に海外の文化機関やクリエイティブな組織と協働。近年は共生社会や環境問題とクリエイティブを結びつけたプロジェクトに取り組んでいる
  • 大山貴子氏(株式会社fog代表):1987年仙台生まれ。米ボストンサフォーク大にてエルサルバドルでのゲリラ農村留学やウガンダの人道支援&平和構築に従事、卒業。ニューヨークにて新聞社、EdTechでの海外戦略、編集&ライティング業を経て、2015年に帰国。日本における食の安全や環境面での取り組みの必要性を感じ、100BANCH入居プロジェクトとしてフードロスを考える各種企画やワークショップ開発を実施後、株式会社fogを創設。人間中心ではなく、人間が自然の一部として暮らす循環型社会の実現を、プロセス設計、持続可能な食、行動分析、コレクティブインパクトを起こすコミュニティ開発などから行う。

プロデューサー

  • 西田司氏(建築家・オンデザイン / 東京理科大学准教授)
  • 加藤佑氏(ハーチ株式会社代表取締役 / IDEAS FOR GOOD創刊者)

対象

自治体職員、エリアマネジメント団体、民間プランナー、ディベロッパーなど、まちづくりに興味がある人

受講料

  • 全4回 一般8,000円 / 会員6,000円 / 学生4,000円
  • すべての回に参加でき、何回参加しても同料金
    ※上記の「会員」は、Jsurp正会員・賛助会員・シティラボ東京会員

プログラム特典

  • 各回講師の資料を提供(一部抜粋などを行う場合もあり)
  • 各回のサマリーを提供
  • 見逃し配信あり

詳細・参加申込はこちらから。

【参照サイト】JSURPまちづくりカレッジ 2021-004 「サーキュラーエコノミー」で都市をどうデザインするか?〜グローバルの潮流とローカルの実践に学ぶ〜
*冒頭の画像の出典:JSURPまちづくりカレッジ