欧州繊維産業連盟(EURATEX)とデンマークファッション・テキスタイル協会(DM&T)は7月4日、共同声明を発表した。その中で、同日からEU理事会議長国を務めることになったデンマークに対し、欧州の政策課題に「安定性」と「透明性」を取り戻すよう強く求めた。両団体は、世界市場の混乱や、サーキュラーエコノミー関連法や廃棄物枠組指令といった規制に関する不確実性が高まる中で、企業の投資意欲や消費者需要が低迷している現状に懸念を示している。
声明では、欧州の繊維・アパレル企業が今後5年間の投資や事業計画を立てられるよう、議長国のデンマークが明確なタイムラインと規制の道筋を示してEUへの信頼を回復すべきだと訴えている。

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Circular Economy Hub Editorial Team
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