Circular Economy Hubでは2021年4月より、サーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月お届けしています。

2022年6月のテーマは「サーキュラーエコノミーと生物多様性」です。

本イベントは終了いたしましたが、こちらにてアーカイブ動画販売(購入価格:3,000円)を行っております。下記にて冒頭部分の動画をご覧いただけます。

オンライン学習プログラム「サーキュラーエコノミーと生物多様性」 from ハーチ株式会社 on Vimeo.

世界経済フォーラムによるグローバルリスクレポート2022では、今後10年間で最も深刻なリスクとなりうる項目として、1)気候対策の失敗、2)異常気象、3)生物多様性の喪失ーが挙げられています。自然環境が社会を支え、社会が経済を支え、経済は環境に影響を及ぼすという相互に影響しあう関係にあるなか、世界の総GDPの半分以上が、自然とそこから生み出されるサービスに依存しているとされています。

今、社会や経済を支える生物多様性が急速に失われており、その原因としては土地の利用や資源の過剰採取など人間による活動が挙げられます。既存の生産や消費のスタイル、人口増加など経済社会システムのあり方が根本的な要因になっているとされており、これらの見直しや変容が急務です。

ビジネスが生物多様性に影響を与える大きな要因の一つとしては、購買が挙げられます。そこで今回は、購買行動における生物多様性の保全に取り組むラッシュジャパン合同会社のバイイングチーム ギフトバイヤーの寺島恵利香氏をお招きし、里山を再生し渡り鳥サシバを守るラッシュのリジェネラティブバイイング活動と、バイイング活動を通じて考えるサーキュラーエコノミーについてお話を頂きます。生物多様性の喪失を防ぎ、保全、さらには環境の再生(リジェネラティブ)に向かうために、サーキュラーエコノミーはどのように貢献できるのかを学びましょう。

 

第14回テーマ:「サーキュラーエコノミーと生物多様性」

ゲストスピーカー

ラッシュジャパン合同会社 バイイングチーム ギフトバイヤー 

寺島恵利香 氏

2013年7月にLUSHに入社。入社後、リテイラーとして店頭に立ち接客業務をこなす傍ら、環境保全や 動物愛護の活動にも勤しむ。現在バイイングチームに所属し、ギフトパッケージを中心とした環境や社 会の再生を目指す「リジェネラティブバイイング」活動に従事。

 

日時

6月30日(木)19:00-21:00

当日の流れ

19:00~:オープニング(5分)
19:05~:Circular Economy Hub 編集部より情報提供(20分)
19:25〜:ラッシュジャパン合同会社 寺島様より紹介レクチャー(40分)
20:05~:ディスカッション・質疑応答(40分)
20:45~:振り返りシェアリング(10分)
20:55〜:クロージング(5分)

※時間配分は一部変更になる場合がございます。

定員

40名(先着順)

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

参加費用

一般・Circular Economy Hub読者会員:3,000円(税込)
Circular Economy Hubコミュニティ会員:無料
Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください。

※アーカイブ動画もコミュニティ会員に入会後は無料で視聴が可能です。

Circular X 開催の主旨と背景

2020年はサーキュラーエコノミー(循環型経済)という言葉が日本で定着し始めた「サーキュラーエコノミー元年」ともいえる一年でした。2021年は日本政府が表明した脱炭素に向けた取り組みと相まって、日本でもサーキュラーエコノミーがさまざまな業界や領域で、より具体的な形で加速しました。2022年以降、サーキュラーエコノミーが広がる社会はどのように変化するのか、具体的に進めるにあたって考えるべきことは何か――。Circular Economy Hub 編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

プログラムを通じた到達イメージ

  • サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
  • 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
  • サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く

対象者

  • サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
  • サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
  • 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
  • サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
  • サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
  • 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
    開場は18時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • Circular Economy Hubコミュニティ会員は、クーポンコードを入力いただき、無料チケットを入手ください。読者会員・非会員は有料(3,000円,税込)のチケットをお申し込みください
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中
    URL:https://harch.jp/