フランス政府は11月18日に公布された政令により、企業間取引(B2B)で使用される業務用包装を拡大生産者責任(EPR)の対象に追加する方針を示した。施行は2026年1月1日が予定されており、製品や物流用途の包装を市場に投入する企業は、廃棄後の回収・再使用・リサイクルについて法的責任を負うことになる。
今回の規制拡大は、これまで主に家庭用包装が対象だったEPR制度を、物流パレットや輸送用フィルム、工業用ボックス、ドラム缶などの産業・商業用途の包装へ広げるものだ。対象となる企業は、認可された生産者責任組織(PRO)に分担金を支払い廃棄物管理を委託するか、自社で回収・リサイクル体制を構築し、当局の認可を受ける必要がある。
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フランス、業務用包装にもEPR拡大へ。循環型設計へのインセンティブ付与へ
Circular Economy Hub Editorial Team
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