金沢大学 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)は11月10日、シンポジウム「未来を作る新しい素材と共創ワールド2023」を実施する。

2023年11月、金沢大学は「再生可能多糖類植物由来プラスチック」の開発および社会への普及を目指すプロジェクトを開始した。同プロジェクトは、2021年度科学技術振興機構(JST)のCOI-NEXT(本格型)に採択され、10年間実施される。プロジェクトでは、石油由来プラスチックから植物由来プラスチックへのパラダイムシフトを引き起こすべく、海洋プラスチックごみとCO2の削減に取り組む。

シンポジウム開催の目的は、目指す未来を金沢市民と共に考えることだ。2023年11月10日13:00~17:20、ハイアットセントリック金沢(金沢市広岡1-5-2)およびオンライン(Zoom)にて開催する。誰でも参加でき、募集人数は先着で対面70名、オンライン300名。和田隆志 金沢大学長、西垣淳子 石川県副知事、村山卓 金沢市長をはじめ、産学官から16名が挨拶・登壇・司会進行する。プログラムは、以下のとおり。

プログラム(敬称略)

13:00~13:10 開会挨拶
和田隆志:金沢大学長
13:10~13:30 来賓挨拶
西垣淳子:石川県副知事
村山卓:金沢市長
池田一郎:文部科学省 科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課長
藤野純一:JST共創の場形成支援プログラムCOI-NEXT 共創分野・地域共創分野 第3領域 副プログラムオフィサー、公益財団法人地球環境戦略研究機関サステイナビリティ統合センター プログラムディレクター/上席研究員
13:30~13:55 基調講演
西垣淳子:石川県Chief Green Officer
13:55~16:05 講演
髙橋憲司:金沢大学 理工研究域 生命理工学系 教授、金沢大学COI-NEXT プロジェクトリーダー
岡崎健一:経済産業省 製造産業局 生活製品課 課長補佐(総括)
水野大二郎:京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構 教授
斉藤麻子:三菱鉛筆株式会社 社外取締役/BLOOM 代表
16:20~17:20 パネルディスカッション
モデレーター
河内幾帆: 金沢大学 融合研究域 融合科学系 准教授、金沢大学COI-NEXT 課題5リーダー
パネラー
飯島輝:株式会社 良品計画 営業本部 北陸事業部長
加藤佑:ハーチ株式会社 代表取締役
斉藤麻子:三菱鉛筆株式会社 社外取締役/BLOOM 代表
田中理絵:株式会社電通サステナビリティコンサルティング室 ディレクター
17:20~17:25 閉会挨拶
中村慎一:金沢大学 研究・社会共創担当理事・副学長、金沢大学COI-NEXT拠点運営機構設置責任者

シンポジウム参加申込みは、こちらから。

【プレスリリース】金沢大学 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点」シンポジウム「未来を作る新しい素材と共創ワールド2023」11月10日(金)に実施!