環境省は2026年10月20日、生活者のリユース実施率の向上を図るリユース促進キャンペーンを開始した。同日、リユースに関する情報を集約した「リユースポータルサイト」を公開するとともに、中古品・リユース品を暮らしに取り入れるライフスタイル「チューコスパ!LIFE」を提案し、キャンペーンサイトを開設した。
リユースポータルサイトでは、地方公共団体、事業者、消費者それぞれに向けたリユース関連の情報や参考情報をまとめて掲載した。
「チューコスパ!LIFE」は、「中古」と「コストパフォーマンス」を掛け合わせた言葉で、中古品やリユースを日々の暮らしに自然に取り入れるライフスタイルを表す。環境省によると、物価上昇による家計負担の高まりや消費に対する価値観の多様化を背景に、生活者のモノの選び方は変化しており、中古品を上手に取り入れる、不要になったモノを次の人へつなぐ、修理しながら長く使うなど、価格だけではない自分にとって価値ある選択を重視する動きが広がっている。一方で、中古品・リユース品の活用には「節約のため」「新品を買えない時の代替手段」といったイメージも残っていることから、同省は中古品・リユース品を我慢して選ぶものではなく、コストパフォーマンスよく自分らしい暮らしを実現する賢い選択肢と捉える新たな価値観として打ち出した。キャンペーンサイトでは、申請した事業者、地方公共団体、個人などがロゴやポスターなどの広報素材をダウンロードできる。
今回のキャンペーンは、2026年3月に策定した「リユース等の促進に関するロードマップ」を踏まえて開始した。同ロードマップは、目指すべき将来像と取組指標を定め、事業者・自治体・生活者に向けた具体的な施策を整理したもので、2026年4月に関係閣僚会議で決定された循環経済行動計画でも柱の一つに位置づけられた。取組指標では2030年の目標として、リユース市場規模を現状の3.5兆円から32%増の4.6兆円に、リユース業者等と協働取組を行う自治体数を現状の約300から倍増となる600に、生活者におけるリユース実施率を現状の40.8%から国民の半数にあたる50%に引き上げることを掲げている。
【参照記事】環境省|リユース促進キャンペーンの開始について ~チューコスパ!LIFEを始めませんか~
【参照サイト】環境省|リユースポータルサイト
【参照サイト】環境省|チューコスパ!LIFE キャンペーンページ
【参照記事】環境省|リユース等の促進に関するロードマップの策定について
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