世界最大級の移動体通信関連事業者団体の英GSMAはこのほど、情報通信機器の循環型事業モデルに関する戦略報告書を刊行し、情報通信機器の循環性と環境負荷についてまとめた。

同報告書刊行の背景は、天然資源の消費増加である。現在の気候変動・廃棄物・汚染・資源不足・生物多様性喪失などの課題は、循環型経済への移行で解決できるとする考え方が世界的に認識されてきているとGSMAはみている。

GSMAは情報通信機器産業の持続可能性を支援するべく、携帯電話やルーターなどの情報通信機器の循環型事業モデルへの移行に注目し、スウェーデンのコンサルティング企業Ethosおよび通信サービス提供のTele2と協力して同報告書を作成した。

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