科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(Science Based Targets initiative:SBTi)は2024年8月、建築業界向け温室効果ガス(GHG)削減枠組みを公開した。
パリ協定の1.5℃目標に沿い、建設や資材の生産過程を含むサプライチェーンでの炭素排出削減を目指す。
エネルギー関連の炭素排出のうち4分の1は建築業界に起因するとされ、対策は急務だ。新たな枠組みは建築関連企業や金融機関に対し、主に以下の行動を求める。
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山口 真矢子
山口真矢子(やまぐち まやこ)。英国在住。一級建築士、Project Management Professional(PMP)。鉄道会社とエンジニアリング系コンサルティング会社で、建築工事・改修プロジェクトのマネジメント、建築や都市に関わる調査、事業コンセプトの立案などを経験。専門分野:建築工学、施設管理、プロジェクトマネジメント、建築・都市のサステナビリティ。