株式会社subsclife(以下、subsclife)はこのほど、収益をメーカーと共有するアウトレット・展示・リユース家具のシェアマーケット「subsclife SHARE(サブスクライフシェア)」の提供を法人向けに開始した。
現在、日本中のオフィスや施設で多くの家具が使われているが、利用されずに眠っている家具を有効活用したいメーカーや企業が存在する。一方、良質な家具を導入したいものの、できるだけコストを抑えたい企業のニーズもある。そこで、subsclife SHAREは、これらの企業が直接取引できる場所を提供し、上質なオフィス家具や業務用家具が必要とする人たちの間で長く使用され続ける世界を目指す。余剰在庫を抱えるメーカーは直接出品することで廃棄を削減でき、質の高い家具を利用したい法人はアウトレット・リユース価格で購入できる。
取り扱う家具は、椅子やテーブル、ソファや絨毯などだ。出品者については、メーカーや品質の高いリユース家具を提供できる企業を厳選して、安定した商品流通の確保を図る。同社は、いいモノを長く使うためには、長く愛用できる家具をつくるメーカーが必要であると考えており、ものづくりを行うメーカーに収益の一部を持続的に還元し、メーカーとともに「いいモノを長く使う社会づくり」を進めていく。
家具メーカーである株式会社アスプルンドの卸事業部・池田知広氏は、「当社は長年家具の販売企画に携わってきたなかで、価値ある家具が廃棄されてしまう状況に疑問を感じていました。十分に活用余地のある良質な家具が循環し続け、その結果環境にも配慮できる新事業subsclife SHAREは、まさに当社の疑問を解決してくれるサービスであると共感し、参画いたしました。所有から利用へと移行していく社会の流れのなか、当社もsubsclife SHAREとともに発展し、社会に貢献していくよう尽力いたします」と述べている。
同じく家具メーカーである日本コパック株式会社の営業部・梶原哲氏は「家具購入・所有の概念を変えたサブスクリプションサービスに加え、新サービスの会員制シェアマーケットsubsclife SHAREはメーカーとお客様をつなぎ、メーカーは廃棄減、お客様は手頃な価格での購入と双方に価値をもたらす画期的なサービスであると感じています。常に時代の需要に応えるサービスを構築するsubsclife社を、今後も支援いたします」と語っている。
subsclife(サブスクライフ)について
「家の中を、世界一、豊かな国へ。」をビジョンに掲げ、暮らしにサブスクという新しい選択肢を提供している。subsclifeは、subscription(定期購買)+life(暮らし)の造語で、月額制で必要な時に必要な分だけ、暮らしに必要なモノを利用できるサービスだ。初期費用を大幅に減らし、新品でデザイン性の高い家具・家電を利用できて、気に入ったら買い取りできる。レンタルは使い続けると商品価格を超えることが多いが、subsclifeは使い続けても商品価格を超えない月額料金を設定しており、利用時の傷などの保証も付いている。2018年3月に家具のサブスクサービスを開始し、現在約400ブランド10万種の家具を提供している。
【プレスリリース】業界初!収益をメーカーとシェアする、アウトレット・リユース家具のシェアマーケット「subsclife SHARE」を法人向けに提供開始!
【参照サイト】subsclife SHARE
*冒頭の写真の出典:株式会社subsclife